エーシズとの激戦で見せたベッカーズの存在感
ダラス・ウィングスは6月13日にラスベガス・エーシズとの試合で第4クォーターでの残酷な逆転負けを喫し、2025年WNBAレギュラーシーズンの成績を1勝11敗に落としました。
この敗戦は、ダラスの主力選手数名が印象的なパフォーマンスを見せただけに、フランチャイズにとって特に悔しいものでした。
アリケ・オグンボワレが26得点、8アシスト、4リバウンドを記録し、ペイジ・ベッカーズがフィールドゴール19本中7本成功で16得点を追加しました。
金曜日の試合は、エーシズのベッキー・ハモン監督がベッカーズに対してゲームプランを練る初めての機会でした。そして試合後のメディア対応で、彼女は23歳のルーキーに対して多くの称賛を送りました。
「正しいプレー」を貫く成熟したルーキー
「1巡目指名選手として、彼女は信じられないほどの落ち着きと成熟度を持っています。まるでずっとこのゲームをプレーしてきたように見えます」
とハモンは語りました。
「私が注目するのは、彼女が正しい方法でプレーしていることです。毎回、ただ正しい方法でプレーしています。ディフェンスは何をしているのか?そして、正しい方法でプレーすれば、みんながまだ恩恵を受けることができることを示しています」
「彼女は35得点を取って、それでも狂ったようにパスを出しています…彼女は年齢を超えています。ほとんどのルーキー、特にピック&ロールで、どれだけ上手く状況を読めるでしょうか?彼らの判読レベルはどの程度でしょうか?彼女は博士レベルで読んでいます」
この評価は、ベッカーズの卓越したバスケットボールIQと状況判断能力を的確に表現しています。ハモン監督が指摘する「正しいプレー」という概念は、個人成績よりもチーム全体の成功を優先する姿勢を示しています。
相手監督からの最高の賛辞
ハモンがこのような形でベッカーズに賛辞を送るのを聞くのは素晴らしいことです。そして、7月16日にエーシズとウィングスが再び対戦する際、ハモンがベッカーズと再び対戦することをそれほど楽しみにしていないように聞こえます。
相手チームの監督から「博士レベル」の判断力があると評価されることは、ルーキーにとって最高の賛辞の一つです。この評価は、ベッカーズが単なる得点力だけでなく、ゲーム全体を理解し、適切な判断を下す能力に長けていることを証明しています。
WNBAという最高レベルの舞台で、経験豊富な監督からこのような評価を受けることは、ベッカーズの将来性と即戦力としての価値を物語っています。彼女の成熟したプレースタイルは、ウィングスの今後の成長にとって重要な要素となるでしょう。
引用:YARDBARKER

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