ストームの好調な滑り出し
シアトル・ストームは金曜日時点で6勝4敗の成績を収め、西カンファレンスで3位に位置しています。上位にはミネソタ・リンクス(9勝1敗)とフェニックス・マーキュリー(7勝4敗)が続いています。
シーズン最初の10試合を通じて、ストームはリーグ5位の高得点オフェンス(1試合平均81.7得点)を誇り、フィールドゴール成功率(47.4%)と3ポイントシュート成功率(37.7%)では2位に位置しています。
ディギンズの歴史的な記録達成
リーグ首位に立っているわけではありませんが、ストームはWNBAで最も強力なオフェンスの一つを持っており、これは主にベテランガードのスカイラー・ディギンズの貢献によるものです。そして金曜日、ディギンズは個人的な大きな偉業を達成して祝福を受けました。
ストームはXでディギンズが通算5,000得点と1,500アシストを達成する最速記録を樹立したことを強調しました。
彼らの投稿には「歴史を作る。WNBAで5,000得点と1,500アシストをスカイより速く記録した者はいない⚡ 彼女をオールスターに⭐️」と書かれ、ファンに2025年オールスターへの投票を呼びかけました。
輝かしいキャリアの軌跡
2013年にドラフト全体3位で指名されたディギンズは、ノートルダム大学で大学バスケットボール界屈指のガードとして台頭し、ファイティング・アイリッシュを3回のファイナルフォーと2回の全米決勝戦に導きました。
プロでの実績
彼女のプロでの履歴には以下が含まれます:
- 6回のオールスター選出
- 6回のオールWNBA選出
- 2014年WNBA最優秀進歩選手賞
ただし、ディギンズは2022年以降、オールスターやオールWNBAチームに選出されていません。
今シーズンのパフォーマンス
今シーズン、ディギンズはチーム最高の平均17.8得点と6.4アシストを記録し、平均2.4リバウンド、1.4スティールも加えています。フィールドゴール成功率44.6%、3ポイント成功率38.2%という効率的なシュート成功率も誇っています。
チームの戦略的アピール
この戦略的なプッシュは、ディギンズのシアトルでの価値を強調し、7月18-19日にインディアナポリスで開催されるオールスターウィークエンドに向けてファン投票を活性化することを目的としています。
記録の意義と価値
5,000得点と1,500アシストの組み合わせを最速で達成するという記録は、ディギンズの卓越したオフェンス能力とプレーメイキング能力の両方を証明するものです。得点力とアシスト能力を同時に高いレベルで維持することは、現代バスケットボールにおいて最も困難な技術の一つとされています。
オールスター選出への期待
ストームがファンに呼びかけているオールスター投票は、単なる人気投票以上の意味を持っています。ディギンズの今シーズンの統計は確実にオールスターレベルの成績であり、彼女の歴史的な記録達成はその資格を十分に裏付けています。
2022年以降オールスターから遠ざかっている状況を考えると、この選出は彼女のキャリアにとって重要な意味を持つでしょう。特に、ベテランとして若い世代に混ざってなお最高レベルのプレーを維持していることを証明する機会となります。
ストームの未来への影響
ディギンズの歴史的偉業とチームへの貢献は、ストームの今後の成功に大きな影響を与えるでしょう。経験豊富なリーダーシップと安定した高いパフォーマンスは、若い選手たちにとって理想的な手本となり、チーム全体のレベル向上に寄与しています。
まとめ
スカイラー・ディギンズのWNBA史上最速での5,000得点・1,500アシスト達成は、彼女の卓越した才能とキャリアの継続的な成功を象徴する偉業です。シアトル・ストームからの強力な支援とファンへの投票呼びかけは、彼女が現在もリーグ最高レベルの選手であることを改めて示しています。
7月のオールスターウィークエンドでの選出が実現すれば、ディギンズの素晴らしいキャリアにさらなる栄誉が加わることになるでしょう。
引用:YARDBAKER

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