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インディアナがホームで快勝、コネチカットを88-71で下す——クラークが20得点でリベンジ達成

試合展開

インディアナは序盤から主導権を握り、1Qを24-23で終えると、2Qにクラークのロゴスリーとミッチェルの連続ドライブで一気にリズムをつかみました。

ハーフタイム時点で47-39と8点リード。後半もボストンがリング下を支配し、3Qだけで21-13と差を拡大。最終Qはベンチ陣のダンタスやカニンガムが追加点を重ね、コネチカットの反撃を71点に封じ込めたまま88-71で試合を締めくくりました。

注目選手とスタッツ

  • ケイトリン・クラーク:20得点(6/12 FG、4/6 3P)、6アシスト、+31のゲームハイの±。終盤には右目を突かれる接触もありましたが最後までプレーし、試合後に「40分間守備の集中を切らさなかった」と振り返りました。
  • アリーヤ・ボストン:16得点12リバウンド、フィールドゴール5/8、フリースロー6/6。要所でオフェンスリバウンドをもぎ取り、セカンドチャンスを演出。
  • ケルシー・ミッチェル:17得点。第2Qの速攻とペイントアタックで流れを決定づけました。
  • コネチカット側のハイライトはティナ・チャールズの20得点のみで、3ポイント成功率はわずか14.3%にとどまりました。

チーム全体ではインディアナがリバウンドで38-27と優位に立ち、3P%も42.3%対14.3%と大差。ターンオーバーは18とやや多かったものの、失点を最小限に抑えるトランジションディフェンスでリスクを帳消しにしました。

試合後のコメント

試合後、クラークは

「ボールを動かし続けた結果、自分の得点より味方のオープンショットを作れたことが大きい」

と語り、ボストンは、

「リバウンドとフィジカルで上回れたのが勝因」と手応えを口にしました。
ステファニー・ホワイトHCも、

「ディテールへの集中が40分間持続した」とチームの成長を評価しており、5月末の逆転負け(85-83)の雪辱を果たした形です。

まとめ

リターンマッチで内容・結果ともに上回ったインディアナは今季6勝5敗、コミッショナーズカップでもイースト首位を堅持。クラークとボストンの二枚看板にベンチの得点力が加わり、チームとして完成度が一段階アップした印象です。一方のコネチカットは3連敗で2勝9敗。チャールズ頼みのオフェンスを再構築できるかが今後の焦点となります。

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