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ブッカーズが故郷で躍動、ウィングスがサンとの接戦を86-83で制す

試合展開

モヒガンサン・アリーナで行われた一戦は、第1クォーターからダラスが21-15と主導権を握りました。ペイジ・ブッカーズがジャンパーとフリースローでリズムを作り、第2クォーターも競り合いながらリードを維持してハーフタイムを42-40で折り返します。後半は一進一退の展開となり、第3クォーター残り1分には62-62の同点。それでもアズアイア・ジェームズがスティールから速攻を決めて再び先行すると、第4クォーターはブッカーズのドライブ、アリケ・オグンボワレのディープスリーで突き放し、最後はフリースローを確実に沈めて86-83で逃げ切りました。

注目選手とスタッツ

  • ペイジ・ブッカーズ:21得点 7アシスト 2スティール(FG 7/16、FT 6/7)。第1・4クォーターで計13得点を挙げ、要所で試合を支配しました。
  • アズアイア・ジェームズ:17得点 5アシスト 5リバウンド。すべて後半に記録し、終盤のリード維持に貢献。
  • アリケ・オグンボワレ:19得点 6アシスト 3スティール。残り1分半のロゴスリーが決定打となりました。
  • ティナ・チャールズ(コネチカット):26得点 6リバウンド(FG 8/17、FT 10/11)。第3クォーターだけで11得点を挙げ、反撃の中心に。
  • ジェイシー・シェルドン:10得点 2アシスト。前半終盤の連続スリーで点差を一桁に戻しました。

ダラスはリバウンドで42-29と圧倒し、セカンドチャンスから16点を獲得。ターンオーバー18本と課題を残したものの、ベンチ得点24-17で上回り、終盤のエネルギー切れを防ぎました。

試合後のコメント

ブッカーズは「コネチカットでプレーできたこと自体が特別で、最後まで集中を切らさなかった」と笑顔で振り返りました。ラトリナ・ダニエルズHCは「リバウンドに全員で絡み、ポゼッションを増やせたことが勝因」と総括。一方サンのステフ・ホワイトHCは「要所のターンオーバーが痛かったが、チャールズと若手が競り合えたのは収穫」と前向きにコメントしています。

ウィングスは連勝で3勝11敗とし、若手中心のローテーションに手応えを深めました。サンは5連敗で2勝11敗。チャールズの安定感にジェームズやシェルドンら新戦力が絡み始めており、立ち上がりを改善できれば浮上の余地は十分です。

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