試合展開
会場はカレッジパークのゲートウェイ・センター。アトランタは立ち上がりからトランジションを徹底し、第1クォーターを25-19と先行しました。第2クォーターはシカゴがアトキンスのスラッシュとリースのリバウンドプットバック で反撃し、前半は46-45と1点差まで詰め寄ります。
それでもアトランタは第3クォーター中盤にテヒナ・パオパオが2本連続で沈めたスリーを含む11-3のランで再び二桁リード。勝負どころの最終クォーターでは、ハワードとグレイがコーナーから高確率で長距離砲を決め、24-11と圧倒。残り1分9秒のハワードの左コーナースリーで点差を13に広げ、最後はフリースローで逃げ切りました。
注目選手とスタッツ
- ライアン・ハワード:22得点3リバウンド3アシスト。コーナーに張っていた第4Qだけで8得点を稼ぎ、勝負を決定づけました。
- アリシャ・グレイ:19得点5リバウンド5/8の3ポイント成功で外角の起点に。
- ブリオナ・ジョーンズ:13得点11リバウンド2ブロック。ペイントで身体を張り続け、セカンドチャンスを量産しました。
- テヒナ・パオパオ:ベンチから16得点(3P 5/6)。キャリアハイとなる5本のスリーで流れを呼び込みました。
- シカゴ側のハイライトはアリエル・アトキンスの29得点とアンジル・リースの10得点19リバウンド。終盤は3ポイント4/15の低調さと24-11の失速が響きました。
ドリームは3ポイントを16/33(48.5%)と高精度で沈め、リバウンドでも38-31と上回りました。一方スカイはターンオーバー20本が失点に直結し、第4Qにフィールドゴール11点に封じ込められたことが敗因です。
試合後のコメント
ハワードは「外が入ると相手のペイント守備が緩む。スペーシングを徹底できたことが勝因」と振り返りました。グレイも「ボールが止まらず全員がリズムに乗れた」とチームバスケットを強調。タナイア・ライトHCは「第4クォーターのディフェンスとリバウンドが理想的だった」と総括しました。
対するタイラー・マーシュHCは「外角守備とターンオーバー管理が課題。リバウンドやリースの奮闘を勝ち星につなげたい」と改善点を語っています。

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