WNBAで心温まるシーンが話題になっています。火曜日のニューヨーク・リバティ vs アトランタ・ドリーム戦の試合前、元フェニックス・マーキュリーのチームメイト同士であるブリトニー・グライナー(現ドリーム)とナターシャ・クラウド(現リバティ)が久しぶりの再会を果たしました。
特別な瞬間をカメラが捉えた
試合前のウォームアップ中、グライナーとクラウドは温かいハグを交わしました。ファンたちは即座にこの交流が特別なものであることを察知。お互いへの敬意と共有してきた歴史を物語る美しい瞬間でした。
グライナーは後にこの時の写真をThreadsに投稿し、その中の一枚に遊び心あふれる7つの言葉を添えました。
「そんなに高く跳べるなんて知らなかったよ」
身長208cmのグライナーらしい、愛情のこもったからかいです。一方のクラウドも負けてはいません。すかさず機知に富んだ返しをしました。
「208cmの人が私を持ち上げようとしてるのは分かってたわ」
試合結果とシーズンへの影響
この心温まる再会劇の後、リバティがドリームを86-81で下しました。グライナーは9得点、2リバウンド、2ブロックと本来の力を発揮できませんでしたが、クラウドは7得点、1リバウンド、5アシスト、1スティールの活躍を見せました。
この敗戦により、ドリームのコミッショナーズカップ決勝進出への望みは絶たれました。代わりに、ケイトリン・クラーク率いるインディアナ・フィーバーがコネチカット・サンを破って決勝進出を決め、7月1日にミネソタ・リンクスと対戦することになります。
グライナーの人間的魅力
この一件は、グライナーが現在も過去も含めてチームメイトから愛される理由を物語っています。現在フィーバーでプレーするソフィー・カニンガムも、グライナーとの特別な絆について語っており、ベテランへの深い敬意を示しています。
現在のドリームのチームメイトたちも同様です。特にライン・ハワードとアリーシャ・グレイは、グライナーを心から慕っています。
ハワードは5月にこう語っていました。 「彼女がコートにいてくれることで、私も安心してプレーできます。攻守両面で脅威的な存在で、私の仕事を楽にしてくれようとしているんです」
グライナーも同じような愛情を返しています。 「ハワード、グレイ、そしてジョーディン・カナダ。この3人の素晴らしい女性たちが私と家族に示してくれたもの…ここでプレーするたびに、その雰囲気を感じることができました」
ロシアで大変な辛い思いをしたグライナー、彼女の魅力はますます磨かれているばかりです。
引用:YARDBARKER

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