NBAファイナル第7戦第1クォーターで起きたタイリース・ハリバートンの非接触による右足負傷は、スポーツ界全体に衝撃を与えました。コート上での痛々しい姿に、数多くのアスリートたちがソーシャルメディアで祈りの言葉を送っています。
悲劇の瞬間
ハリバートンは第1クォーターですでに9得点を挙げ、好調なスタートを切っていました。ウイングでパスを受け取った彼は、左手でドリブルしながらバスケットに向かおうとした瞬間、突然コートに倒れ込みました。誰とも接触していない状況での負傷で、すぐにコートを叩いて苦痛を表現。チームメイトの助けを借りてコートを後にし、第2クォーターに「右下腿部負傷」として正式に欠場が発表されました。
ハリバートンは第5戦で右ふくらはぎを痛めていましたが、第6戦では23分間プレーして大勝に貢献。様々な治療を受けて第7戦に臨んでおり、「プレーすることに疑いはなかった」と語っていただけに、今回の負傷は本人にとっても予想外だったでしょう。
スポーツ界からの反応
レブロン・ジェームズの衝撃
ロサンゼルス・レイカーズのスーパースター、レブロン・ジェームズが真っ先に反応しました。Xに投稿された「F—!!!!!!!!」という言葉からは、同じNBAプレーヤーとしての衝撃と無念さが伝わってきます。
NFLからも心配の声
カンザスシティ・チーフスのクォーターバック、パトリック・マホームズは複数回にわたってコメントを投稿しました。
「信じられない…」 「祈ってるよ…」
NFL界のスーパースターからも心配の声が上がったことで、この怪我がスポーツ界全体にいかに大きな衝撃を与えたかが分かります。
NBA選手たちの反応
現役スター選手からの祈り
トレイ・ヤング(アトランタ・ホークス) 祈りの絵文字とともに「こんなの見たくない」
ジェイレン・ブランソン(ニューヨーク・ニックス) 「祈ってるよ」
カール・アンソニー・タウンズ(ニューヨーク・ニックス) 「こんなの見たくない、祈ってる」
ドノバン・ミッチェル(クリーブランド・キャバリアーズ) 「ふくらはぎの肉離れは本当に危険だ!!タイのために祈ってる」
経験者からの重要な警告
特に注目すべきは、元NBA選手アイザイア・トーマスのコメントです。
「ふくらはぎの肉離れは軽く見てはいけない。適切に治らなければ、次に来るのは必ずアキレス腱だ。本当に気の毒に思う!!」
このコメントは、ハリバートンが第5戦でふくらはぎを痛めていたことを考えると、非常に的確で恐ろしい指摘です。
他のスポーツからも声援
NFL選手たち
マックス・クロスビー(ラスベガス・レイダース) 「胸が痛い…祈りを送る」
ジョナサン・テイラー(インディアナポリス・コルツ) ハリバートンと同じインディアナ州を拠点とするNFL選手として祈りの絵文字
タイラー・ロケット(シアトル・シーホークス) 「祈ってる、誰も怪我するのは見たくない」
ブリース・ホール(ニューヨーク・ジェッツ) 「祈ってる兄弟」
ダリウス・スレイトン(ニューヨーク・ジャイアンツ) 「あんな怪我で選手が倒れるのは見たくない、ハリバートンのために祈ってる」
その他の選手たち
デアロン・フォックス(サクラメント・キングス) 「なんてこった!」
ヴィンス・カーター(元NBA選手) 「くそっ…祈ってる」
グラント・ウィリアムズ(シャーロット・ホーネッツ) 「ハリのために祈ってる!!大丈夫であることを祈ってる」
ジョシュ・ハート(ニューヨーク・ニックス) 「タイ、祈ってる」
NBAの枠を超えて、NFL、さらには他のスポーツからも心配の声が上がったことは、ハリバートンという選手の人格を物語っています。
特に印象的なのは、ライバルチームの選手たちからも多くの祈りの言葉が寄せられたことです。ファイナル第7戦という最も重要な舞台での負傷は、ハリバートン本人はもちろん、バスケットボールファン全体にとって心を痛める出来事となりました。一日も早い回復を願うばかりです。

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