ポルジンギス

セルティックスがまた超大型トレード!ポルジンギスをホークスに放出、2億ドル超の税金節約を優先

ボストン・セルティックスが衝撃的な決断を下しました。ジュルー・ホリデーのトレードに続き、もう一人の主力選手クリスタプス・ポルジンギスをアトランタ・ホークスに放出したのです。この3チーム間トレードは、純粋に財政面を重視した動きと見られています。

ESPNのシャムス・シャラニア記者によると、取引の詳細は以下の通りです。

セルティックス獲得: ジョルジェス・ニアン、2巡目指名権 ホークス獲得: クリスタプス・ポルジンギス、2巡目指名権(セルティックスから) ネッツ獲得: テランス・マン、22位指名権(ホークスから)

2億ドル超の税金節約

昨日合意したホリデー・トレードと合わせて、セルティックスは第2税制ライン(セカンド・タックス・エプロン)を450万ドル下回ることになります。キャップ専門家のヨッシ・ゴズラン氏によると、この2つのトレードにより、ラグジュアリータックスペナルティを約2億1000万ドル削減できるとのことです。

これは球団経営陣にとって巨額の節約となります。ポルジンギスの契約は3070万ドルの単年契約ですが、ニアンは850万ドルの単年契約のため、実質的に2320万ドル分の給与を削減したことになります。

ホークスにとってのメリット

クリント・カペラがフリーエージェントとなる中、ポルジンギスはホークスのスターティングセンターとしてオニエカ・オコングの上位に位置することになります。特にフランチャイズプレーヤーのトレイ・ヤングとのピック&ロールパートナーとして、質の高いコンビネーションが期待されます。

ポルジンギスの3ポイントシュート能力とインサイドでのプレゼンスは、ホークスの攻撃バリエーションを大幅に広げることになるでしょう。健康であれば、ヤングにとって理想的な相棒となる可能性があります。

ネッツの驚異的なドラフト資産

この取引により、ブルックリン・ネッツは明日のドラフトで驚異的な5つの1巡目指名権(8位、19位、22位、26位、27位)をコントロールすることになります。これは間違いなくさらなる取引につながることが予想され、ネッツの再建戦略における大きな武器となります。

マンは残り3年3750万ドルの契約が残っており、ホークスは1巡目指名権を付けてでも契約を放出したかったことがうかがえます。ネッツは1900万ドルのキャップスペースを使用してこの取引を成立させました。

セルティックスファンからは早くも批判の声が上がっています。「ポルジンギスとホリデーが加わる前のセルティックスは万年チョーカーだった。この2人が優勝に導いてくれたのに、今度はお金を優先して手放すのか」という厳しい意見も見られます。

確かに、昨シーズンの優勝に大きく貢献した主力2人を立て続けに放出することで、チームの競争力が大幅に低下する可能性は否定できません。ジェイレン・ブラウンとジェイソン・テイタムという2大スターは残りますが、周囲のサポートが大きく変わることになります。

なお、この取引は7月6日の正式なサラリーキャップ決定後に正式完了となります。セルティックスが財政的な制約を優先した大胆な決断が、果たして正しい選択だったのか。来シーズンの戦いぶりが、その答えを示すことになりそうです。

引用:HOOPSRUMORS

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