試合展開
ウィントラスト・アリーナでの一戦は、ロサンゼルスが開始90秒で10-2と走り第1クォーターを29-17で先行。しかしシカゴは第2クォーターにアリエル・アトキンスの速攻やアンジェル・リースのプットバックで流れを取り戻し、44-48で折り返しました。後半も主導権はめまぐるしく入れ替わりますが、勝負を決めたのは最終クォーター。残り7分23秒、カミリア・カルドーソがドライブレイアップを決めて今試合初めてシカゴが74-72と逆転すると、続けてミドルとフリースローを沈めリードを拡大。終盤はカルドーソとリースがペイントを支配し、スパークスを30-17と圧倒して逆転勝利を収めました。
注目選手とスタッツ
- カミリア・カルドーソ:27得点(FG 11/15)7リバウンド。逆転口火となる連続得点を含めキャリア最多を更新。
- アンジェル・リース:18得点17リバウンド。オフェンスリバウンド7本でセカンドチャンスを量産。
- アリエル・アトキンス:13得点4アシスト3スティール。第2Qの速攻連発で追い上げを演出。
- アジュラ・スティーブンス(L.A.):21得点6リバウンド。高さとストレッチ力で前半のリードを支えました。
- ケルシー・プラム:20得点5アシスト。第3Q終了間際のステップバックで69-67と再逆転に成功するも終盤は失速。
- ディアリカ・ハンビー:15得点9リバウンド、リキア・ジャクソン:11得点と続きましたが、第4Qの守備崩壊を食い止められませんでした。
チームではシカゴがリバウンド46-36、ペイント得点52-40で優位。ターンオーバーも12本に抑え、最終クォーターのシュート成功率64%で試合をひっくり返しました。
試合後のコメント
カルドーソは「チームが私を信じてボールを預けてくれたので、思い切り攻め続けました」と笑顔で振り返り、リースも「リバウンドで主導権を握れたことが逆転につながった」と手応えを語りました。
テレサ・ウェザースプーンHCは「ディフェンスでエナジーを上げ、走る形を徹底した第4クォーターが理想」とチームを称賛。一方のカート・ミラーHCは「30-17というラスト10分が全て。ディフェンスとボールセキュリティを立て直す必要がある」と悔しさをにじませています。

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