試合展開
ワシントンDCのケアファースト・アリーナで行われた一戦は、リーグ首位のミネソタがナフィーサ・コリアーを背中の張りで欠くなか、22-20と好スタートを切りました。
前半はアラナ・スミスの3点プレーとジェシカ・シェパードのリバウンドシュートで最大14点差を付けましたが、第2クォーター終盤にシャキーラ・オースティンのポストアップとスグ・サットンの速攻が決まり、45-40とミネソタの6点リードで折り返します。
後半は互いに一進一退の展開。64-62とリンクスが2点先行して迎えた残り1分、キキ・イリアフェンのプットバックで同点に追い付いたワシントンは、残り28秒にソニア・シトロンが左45度のドライブからファウルを誘いフリースロー2本を決め逆転。直後のインバウンドでコートニー・ウィリアムズのパスがこぼれ、サットンがスティールからレイアップをねじ込み、ミスティックスが6-0の締めくくりで試合をひっくり返しました。
注目選手とスタッツ
- シャキーラ・オースティン:19得点8リバウンド。第4クォーターに6得点を集中させ、インサイドの主導権を握りました。
- ソニア・シトロン:12得点4リバウンド5アシスト。決勝フリースローに加え、終盤のディフェンスでもスイッチ対応を徹底。
- スグ・サットン:12得点4アシスト4スティール。残り14秒のスティール&レイアップで勝利を決定づけました。
- キキ・イリアフェン:11得点11リバウンドのダブルダブルでリムを死守。
- アラナ・スミス(ミネソタ):26得点5リバウンド6ブロック。前半18得点でリードを牽引しながらも、終盤は囲まれてシュート機会が激減しました。
- ジェシカ・シェパード:12得点15リバウンド4アシスト。今季初先発で献身的なリバウンドを披露しました。
試合後のコメント
オースティンは「リバウンドと守備で流れを呼び戻せたことが逆転につながりました」と手応えを語り、シトロンは「チーム全員が声を掛け合い、最後まで諦めなかった結果」と笑顔で振り返りました。
エリック・ティボーHCは「ターンオーバーを14本に抑え、リンクスの速攻を切ったことが大きい」と勝因を分析。一方、シェリル・リーブHCは「19ターンオーバーから26失点を献上しては勝てない。終盤の集中を課題に次戦へ備えたい」とコメントしています。

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