試合展開
開幕から3分でゴールデンステートが6本の3ポイントを沈め32-29と先行しました。ニューヨークは第2Q開始直後に11-2のランを作り、ブリアナ・スチュワートがゴール下とミドルを自在に決めて前半だけで21点をマーク。ハーフタイムは46-43でリバティがリードします。
後半はケイト・マーティンがベンチから連続3本を含むキャリア最多の21点で反撃。残り1分59秒、そのマーティンの4本目の3ポイントでヴァルキリーズが75-74と逆転。しかし直後、サブリナ・イオネスクがターンオーバーを誘発して速攻を止められフリースローを3本沈めると、残り26秒にはスティールから再び2本。終盤8本すべてを決めたイオネスクの冷静さが勝敗を決しました。最後の同点狙いの3ポイントはマーティンが放つもリムに嫌われ、リバティが辛勝しています。
注目選手とスタッツ
- ブリアナ・スチュワート: 23得点10リバウンド。前半だけで21点を奪い、後半は守備に回りつつダブルダブルを達成しました。
- サブリナ・イオネスク: フィールドゴール1/11と苦しみながらも、フリースロー8/8を含む11得点と試合を決めたスティールを記録。
- ケネディ・バーク: ベンチから20得点。外角とドライブを織り交ぜ、ニューヨークのセカンドユニットを活性化しました。
- ケイト・マーティン: キャリアハイ21得点(3P 4/7)。第4Qだけで11点を挙げ、終盤の逆転劇を演出しました。
- ゴールデンステートのチーム傾向: 第1Qにシーズン最多の3P成功6本を記録したものの、以降は外角が伸びず失速。ターンオーバー15本が惜敗に直結しています。
試合後のコメント
- イオネスク「地元のコートで勝利を届けられて幸せです。シュートが入らなくても集中を切らさなければ、大事な場面で貢献できると信じていました」
- スチュワート「後半は私を抑えに来るのが分かっていたので、リバウンドとディフェンスに切り替えました。こういうタフゲームを取り切れたのは大きいです」
- マーティン「勝てなかったのは悔しいですが、終盤までチャンピオンチームを追い詰められたのは私たちの成長です。次は必ず仕留めます」

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