試合展開
第1クォーターはスパークスが20-19とわずかに先行しましたが、第2Qはターンオーバーが響き10点しか奪えず、前半を30-34で折り返しました。フィーバーはアリーヤ・ボストンがインサイドを制圧し、スティールを重ねてリズムをつかみます。
第3Q終盤にかけてインディアナが最大8点差(58-50)までリードを広げましたが、最終クォーターで流れが一変。ケルシー・プラムが開始から4分間で3ポイントとドライブを連続成功させ、ロサンゼルスが一気に同点へ。以降はアズラ・スティーブンスのミドルとデアリカ・ハンビーの3点プレーなどで35-17の猛攻を演じ、残り1分を切ったところで勝負を決めました。
注目選手とスタッツ
- アズラ・スティーブンス:23得点/7リバウンド(FG 9/12) — ペイントを巧みに使い、高確率で得点。
- ケルシー・プラム:21得点/6アシスト — 第4Qだけで10点を挙げ、逆転の立役者。
- デアリカ・ハンビー:14得点/7リバウンド/3スティール — クラッチタイムのバスケットカウントが光る。
- リキーア・ジャクソン:14得点 — ドライブで守備を崩し続け勢いを加速。
- ケルシー・ミッチェル:20得点/4アシスト — 3本の長距離砲でフィーバーを牽引。
- アリーヤ・ボストン:12得点/10リバウンド/5スティール — 今季31回目のダブルダブル。
インディアナのFG成功率は36.5%に対し、ロサンゼルスは50.0%。効率の差が終盤に表れました。
試合後のコメント
- スティーブンス「リバウンドに飛び込み続ければ必ずチャンスが来ると信じていました。連敗を止められて本当にうれしいです」
- プラム「ディフェンスから走り切ったことでスペースが生まれ、最終クォーターは“自分たちのバスケット”を遂行できました」
- ミッチェル「ボールはよく回っていたのに、終盤の決定力が足りませんでした。次戦までに修正します」
ロサンゼルスは最終クォーターの35得点で4連敗をストップし、西地区巻き返しに弾み。対するインディアナはケイトリン・クラーク欠場の影響もあり、リードを守り切れず黒星。終盤のオフェンス停滞とリバウンド対応が今後の課題となります。

WNBA FAN BLOG運営者/バスケットボールジャーナリスト
WNBA・NBAをこよなく愛し、バスケットボール歴30年以上。特にWNBAの魅力を日本に広げるため、2025年5月に WNBA FAN BLOG をスタートしました。試合結果や選手情報だけでなく、独自の視点による戦術分析や選手インタビュー、海外ニュースの速報翻訳まで幅広くカバーしています。
現在、日本国内では数少ないWNBA専門メディアとして、最新ニュースをどこよりも速く正確にお届けすることをミッションにしています。
得意分野
試合分析・戦術解説
選手のデータ分析(EFF、PER など)
海外ニュース速報翻訳(英語 → 日本語)
サイト目標
日本最大の WNBA 情報ポータルサイト構築
日本のバスケットボールファンコミュニティ作り
関連 SNS アカウント
X(Twitter):@WNBAJAPAN
フォローしてWNBA の最新情報をキャッチしてください!