試合展開
ダラスは開始から守備でリズムをつくり、アリケ・オグンボワレの速攻とルーキーのジェイジェイ・クィナーリ、アジア・ジェームズの3ポイントで一気に28-9。第1クォーターだけで19点差を付けました。第2Q後半にワシントンがソニア・シトロンの連続バスケットで追い上げるものの、ハーフタイムは45-31とウィングスが依然14点リード。
後半立ち上がりにミスティックスが12-0のランを決めて45-43まで詰め寄りますが、ここでクィナーリが3ポイント、オグンボワレがスティールからレイアップを決める8-0の返しで流れを断ち切ります。以降は二桁差前後で推移し、終盤もベンチ起用のジェームズがオフェンスリバウンドから3点プレーを完成。ダラスが最後まで主導権を譲らず5勝目を手にしました。
注目選手とスタッツ
- ジェイジェイ・クィナーリ:先発初登場で15得点3スティール。第1Qだけで8点を挙げ序盤の流れを決定づけました。
- アジア・ジェームズ:15得点7リバウンド。第3Q以降に要所で得点し、ベンチ得点を押し上げました。
- アリケ・オグンボワレ:14得点4アシスト。終始ディフェンスの意識を高めつつ、クラッチで中距離を沈めて試合を締めました。
- マイーシャ・ハインズ=アレン:13得点6リバウンド5アシスト3スティールとオールラウンドに貢献。
- ソニア・シトロン:22得点10リバウンド。後半の12-0ランをけん引し、ダブルダブルを達成。
- シャキーラ・オースティン:18得点5リバウンド。ペイントで高確率のフィニッシュを続けました。
試合後のコメント
- クィナーリ「スターターとして任された役割を全うできてうれしいです。序盤にアグレッシブに行けたことで自信がつきました」
- ジェームズ「ベンチから勢いを与えるのが自分の仕事です。チーム全員がエナジーを共有できました」
- シトロン「あの12点連取で追い上げムードは作れましたが、そこで突き放せなかったのが悔しい。修正してすぐに取り返します」
ダラスはベンチ得点で36-5と圧倒し、開幕からの連敗を脱する価値あるホーム勝利。一方ワシントンはターンオーバー15本と立ち上がりの失点が響き、ロード連戦を白星で締めくくれませんでした。

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