ボビーポーティス

【波乱のオフシーズンに朗報】ボビー・ポーティスがバックス残留決定!3年4400万ドル契約でヤニス離脱危機に歯止め

ミルウォーキー・バックスに久々の明るいニュースが舞い込みました。ボビー・ポーティスが3年4400万ドルの契約でチーム残留を決定したのです。ダミアン・リラードの長期離脱とヤニス・アンテトクンポの移籍噂で揺れるバックスにとって、信頼できるベテランの残留は何よりも心強い知らせとなります。この契約がチーム再建の礎となるかもしれません。

1340万ドルのオプション放棄から4400万ドル契約へ!賢明な判断が実を結ぶ

30歳のポーティスは、来シーズンの1340万ドルのプレーヤーオプションを放棄してフリーエージェントとなる道を選択していました。この決断は一見リスキーに見えましたが、結果的には大正解となりました。新契約は3年間の長期保証で、2027-28シーズンにはプレーヤーオプションも付いています。

ポーティスは2020-21シーズンからバックスに加入し、5年間で99試合に先発出場していますが、主に貴重な6thマンとしてチームに貢献してきました。2021年のNBA優勝時には重要な役割を果たし、バックスの黄金期を支えた功労者の一人です。

今回の契約により、ポーティスは年平均約1467万ドルという適正な評価を受けることになります。ベンチプレーヤーとしては十分に魅力的な金額で、なおかつバックスにとっても現実的な範囲内での契約となりました。両者にとって満足度の高い合意と言えるでしょう。

薬物違反で25試合出場停止も復活!プレーオフでの活躍が契約更新の決め手

2024-25シーズンのポーティスは、49試合の出場に留まりました。これは主に、NBA薬物規定違反による25試合の出場停止処分が原因でした。ポーティスの代理人によると、本人は承認済みの鎮痛剤トラドールを服用したつもりでしたが、実際にはリーグで禁止されているトラマドールを服用していたとのことです。

しかし、シーズン終盤とプレーオフでの復帰後、ポーティスは見事な復活を遂げました。平均13.9得点、8.4リバウンド、2.1アシストを記録し、フィールドゴール成功率46.6%、3ポイント成功率36.5%という安定した成績を残しました。特にベンチからの得点源とリバウンダーとしては、ヤニス・アンテトクンポに次ぐチーム2位のリバウンド数を誇りました。

この復活劇が、バックスフロントの信頼を勝ち得る決定的な要因となりました。困難な状況からの立ち直りを見せたポーティスに対して、チームは長期契約で応える形となったのです。

リラード長期離脱でも希望の光!チーム結束の象徴として期待される役割

バックスの今オフシーズンは、まさに試練の連続でした。オールスターガードのダミアン・リラードがプレーオフでアキレス腱断裂の重傷を負い、2025-26シーズンの大部分、もしくは全休の可能性が高まっています。

この深刻な状況により、バックスの来シーズンの優勝争い参加は絶望的となり、ヤニス・アンテトクンポの移籍噂も現実味を帯びてきました。NBAドラフト後のフリーエージェント交渉開始直前というタイミングでも、ヤニスの去就は不透明なままです。

そんな不安定な状況の中で、ポーティスの残留決定は重要な意味を持ちます。彼はチームの精神的支柱としての役割も期待されており、若手選手たちの手本となる存在です。また、ヤニスが残留を決断する際の判断材料の一つにもなり得ます。

ポーティスのような実力と人格を兼ね備えたベテランの存在は、どんなに厳しい状況でもチームに安定感をもたらします。バックスが今後どのような方向性を選択するにせよ、ポーティスの存在は必ずやプラスに働くことでしょう。彼の残留が、チーム再建の第一歩となることを期待したいところです。

引用:YAHOOSPORTS

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