試合展開
試合開始直後にヴァルキリーズが7-0のランを決め、流れをつかみました。ティファニー・ヘイズのミドルと速攻で主導権を握ると、ラエティシア・アミーレがリムへの強烈なドライブで加点し、第1クォーターを23-14で先行します。第2クォーターは両軍とも外角が伸び悩みましたが、ゴールデンステートは守備の強度を落とさず、ハーフタイムを40-27で折り返しました。
後半開始直後、ケイラ・ソーントンが首を痛めて退場するアクシデントがありながらも、代わって入ったテミ・ファグベンレがリバウンドとスクリーンでインサイドを支えます。ヴァルキリーズは第3クォーターだけで24-15と突き放し、最大28点差を記録。シアトルはジュエル・ロイドのドライブやネカ・オグウミケのポストプレーで反撃を試みましたが、フィールドゴール成功率27%と低調で追い上げ切れません。最終クォーターはベンチメンバーを投入したヴァルキリーズがリードを管理し、そのままタイムアップとなりました。
注目選手とスタッツ
- ティファニー・ヘイズ:21得点5リバウンド。第1クォーターだけで9得点を挙げ、試合の流れを決定づけました。
- ラエティシア・アミーレ:15得点8リバウンド。キャリアハイとなる得点でインサイドを制圧。
- テミ・ファグベンレ:4得点4リバウンドながら、要所でペイントを死守しプラスマイナスでチームトップ。
- ジュエル・ロイド(ストーム):12得点4アシストも、FG 4/14と精彩を欠きました。
- ネカ・オグウミケ:8得点7リバウンド。古巣カリフォルニアで奮闘するも実らず。
- 両チームの3ポイントはシアトル6/28、ゴールデンステート8/27と低調でしたが、ヴァルキリーズはリバウンド(45-36)とペイント守備(失点18点)で圧倒しています。
試合後のコメント
- ヘイズ「試合の入りからアグレッシブに行けたことで自信が生まれました。仲間のスクリーンとパスのおかげです」
- アミーレ「出場時間をもらったら思い切りプレーしようと決めていました。リバウンドに飛び込んだ結果が得点につながりました」
- ロイド「相手のディフェンスが常に身体を寄せてきて、リズムがつくれませんでした。次戦までに修正します」
ホームで快勝したヴァルキリーズは今季9勝7敗とし、西地区上位に食い込む勢いです。一方のストームは直近6試合で2勝4敗となり、攻撃の立て直しが急務となりました。

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