WNBAの拡張発表を受けて、インディアナ・フィーバーのソフィー・カニンガムが物議を醸す発言をしました。新たに2028年からクリーブランド、デトロイト、フィラデルフィアの3都市にチームが誕生することについて、「デトロイトやクリーブランドに行くことを選手たちがどれだけ楽しみにしているか分からない」と率直すぎるコメント。この発言がデトロイト・ライオンズのファンに愛される選手の逆鱗に触れ、SNSで痛烈な反撃を受ける事態となっています。
カニンガムの率直すぎる拡張都市批判
月曜日にWNBAが2028年シーズンからクリーブランド、デトロイト、フィラデルフィアの3都市への拡張を発表しました。この歴史的な発表について感想を求められたカニンガムは、拡張自体には賛成しながらも、都市選択に疑問を呈しました。
「マイアミ、ナッシュビル、カンザスシティの方が選手たちにとってより人気のある選択肢だったと思う」と代替案を提示。さらに「デトロイトやクリーブランドに行くことを選手たちがどれだけ楽しみにしているか分からない」という発言で、該当都市のファンを刺激しました。
特にクリーブランドについては、シンシナティと混同しているような発言もあり、クリーブランドのファンからはより強い怒りの声が上がっています。カニンガムの発言は正直すぎたのかもしれませんが、プロスポーツ選手としての配慮に欠けていたと言わざるを得ません。
ライオンズの人気選手から痛烈な反撃
この発言に対して、デトロイト・ライオンズのオフェンシブラインマンであるダン・スキッパーが素早く反応しました。スキッパーはデトロイトで絶大な人気を誇るカルト的ヒーローとして知られており、彼の発言は地元ファンから大きな支持を受けています。
スキッパーはXで「君はそこに行ったことがある?プレーするにはかなり良い場所だよ。まあ、君にとってはもうそうじゃないけどね」と皮肉たっぷりにカニンガムを批判しました。この短いながらも的確な反撃は、デトロイトへの愛とカニンガムへの軽蔑を同時に表現した見事なコメントでした。
スキッパーの投稿は瞬く間に拡散され、デトロイトのスポーツファンから絶賛されています。NFL選手がWNBA選手の発言に反応するという珍しい異競技間の論争となり、両都市のファンを巻き込んだ大きな話題となっています。
ヒール役として注目を集めるカニンガム
カニンガムは最近、チームメイトのケイトリン・クラークを守るエンフォーサー的な役割で注目を集めています。コート上での激しいプレースタイルと、今回のような率直すぎる発言で、まさにヒール役(悪役)として人気を博しているのが現状です。
この発言はフィーバーのファンからはさらに愛される要因となるでしょうが、同時に将来デトロイトとクリーブランドに誕生するWNBAチームとの個人的なライバル関係を早くも作り上げてしまったかもしれません。2028年にこれらの都市でプレーすることになった時、カニンガムがどのような歓迎を受けるのか、今から注目が集まっています。
引用:YARDBARKER

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