試合展開
序盤はホームのリンクスがアラナ・スミスの3ポイントとナフィーサ・コリアの連続レイアップで12-0のランを決め、開始5分で18-9と主導権を握りました。ところが第2クォーター残り8分過ぎからフィーバーがディフェンスを締め、ソフィー・カニンガムの2本の3ポイントを含む18-0で一気に逆転。前半を32-27と5点リードで折り返します。後半はハワードがポストアップとトランジションで10点を重ねて2桁差を確保し、リンクスが60-51まで迫った残り5分にもカニンガムが右45度からこの日3本目の長距離砲。最後までリードを譲らず、フィーバーが球団初のコミッショナーズカップを手にいたしました。
注目選手とスタッツ
- ナターシャ・ハワード:16得点12リバウンド4アシスト——攻守で存在感を放ち、カップMVPを受賞。
- アリーヤ・ボストン:12得点11リバウンド6アシスト——インサイドでダブルダブルを記録し、リバウンドでも貢献。
- ソフィー・カニンガム:13得点(3P3本)——第2Qと第4Qの3ポイントが流れを決定づけました。
- ケルシー・ミッチェル/アーリ・マクドナルド:ともに12得点——バランスの良い得点分担でクラーク欠場を補いました。
- アラナ・スミス:15得点5リバウンド——リンクスのトップスコアラーとして序盤を牽引。
- ナフィーサ・コリア:12得点9リバウンド——終盤までゴール下で粘りましたが及ばず。
試合後のコメント
- ハワード「コリア選手に簡単なシュートを許さず、オフェンスでは自信を持って攻めることを意識しました。チーム全員でつかんだタイトルです」
- ボストン「リバウンドと守備から流れを作ればオフェンスは後から付いてくると確認できた試合でした」
- スミス「立ち上がりは良かったのに、第2クォーターで停滞してしまいました。次は40分間、同じエネルギーを保ちたいです」
フィーバーは18-0のビッグランを含む堅守でリーグ最強のリンクスを57点に抑え、ターゲットセンターでの敵地初優勝を飾りました。リンクスはフィールドゴール34.9%、3ポイント25.0%と今季最低の得点効率に沈み、ホーム無敗記録が途絶えております。

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