試合展開
序盤からリードチェンジを繰り返す接戦となり、前半は15-13、24-24とほぼ互角の展開のまま39-37で折り返しました。第3クォーター終盤にアトランタがジョーディン・カナダのドライブとブリオナ・ジョーンズの連続リバウンドショットで最大7点差を奪いますが、シアトルはネカ・オグウミケが3点プレーを決めて追随。
第4クォーター残り1分、オグウミケのミドルで77-75と2点差。直後にカナダがフリースロー2本を沈めリードを広げますが、スカイラー・ディギンズがオフェンスリバウンドからエリカ・ウィーラーの難しい3ポイントを引き出し79-78。最後のポゼッション、ディギンズが左サイドを切り裂き残り3.4秒で決勝レイアップを沈めて逆転。ドリームのラストショットはリングに嫌われ、ストームが白熱の1点差ゲームを制しました。
注目選手とスタッツ
- ネカ・オグウミケ(SEA):24得点・9リバウンド・2ブロック。第4Qに8得点を集中させ、通算得点でリーグ歴代7位に浮上。
- エリカ・ウィーラー(SEA):21得点(3P 4/6)。クラッチタイムのステップバック3が逆転劇の呼び水に。
- スカイラー・ディギンズ(SEA):11得点・6アシスト。残り3.4秒の決勝レイアップでヒーローに。
- ジョーディン・カナダ(ATL):キャリアハイ25得点・4アシスト。フリースロー10/12と勝負強さを示す。
- ブリオナ・ジョーンズ(ATL):18得点・10リバウンド。インサイドでダブルダブル。
- アリーシャ・グレイ(ATL):12得点・11リバウンド。攻守にわたりハッスルプレーを披露。
チーム比較ではシアトルが3ポイント10/23(43.5%)と精度で上回り、アトランタはリバウンド46-24と制圧しながらもターンオーバー16本が響きました。
試合後のコメント
- オグウミケ「1点差のゲームは細部がすべてです。最後まで集中し続けたことが結果に表れました。」
- ディギンズ「残り時間を見て“リングに向かうしかない”と決断しました。チーム全員が信じてくれたおかげです。」
- カナダ「勝ち切れなかったのは悔しいですが、私たちにとって学びの多い試合でした。次はリードを守り抜きます。」
ストームはこれで11勝7敗とし、東遠征を白星発進。ドリームはホーム7勝3敗となったものの、3ポイント19%の課題を残してゴールデンステート戦へ臨みます。

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