インディアナ・フィーバーは、左鼠径部の怪我が続いているため、ケイトリン・クラークを土曜日のロサンゼルス・スパークスとのホームゲームで欠場させることを発表しました。
クラークは5試合連続で欠場し、今シーズン10試合目の欠場となります。これには、インディアナがリーグ首位のミネソタ・リンクスを74-59で破った火曜日のコミッショナーズカップ決勝も含まれています。
カップ決勝は通常シーズンの順位には反映されませんが、それでもフィーバーはクラークの不在中に3連勝を収めています。
「その日次第」の状況が続く
インディアナのステファニー・ホワイト監督は、クラークの怪我の時点で「非常にその日次第の状況」だと語っていました。土曜日の後、フィーバーは水曜日のゴールデンステート・バルキリーズとのホームゲームまで再び休みとなります。
23歳のクラークは、6月14日のニューヨーク・リバティ戦で復帰する前に、左大腿四頭筋の怪我で5試合を欠場していました。2年目のガードは今シーズン9試合(すべてスタート)で平均18.2得点、8.9アシスト、5.0リバウンドを記録しています。
クラークは、アイオワでの記録的なキャリアを経て、2024-25年に新人王の栄誉を獲得し、オールスターとオールWNBAチームに選出されました。
フィーバーの堅調な戦いぶり
注目すべきは、クラーク不在でもフィーバーが競争力を維持していることです。コミッショナーズカップ決勝でリーグ首位のリンクスを破ったことは、チームの深さと結束力を証明しています。
この期間中、アリーヤ・ボストン、ケルシー・ミッチェル、そして新加入のアリ・マクドナルドなどの選手たちが責任を分担し、チームの勝利に貢献してきました。特にボストンとミッチェルのベテランリーダーシップが、クラーク不在の間にチームを支えています。
フィーバーの3連勝は偶然ではありません。チーム全体のバスケットボールIQの向上と、各選手が自分の役割を理解していることの表れです。
復帰時期への慎重なアプローチ
ホワイト監督の「その日次第」というコメントは、チームがクラークの長期的な健康を最優先に考えていることを示しています。急いで復帰させて怪我を悪化させるリスクよりも、完全に回復してからコートに戻すことを選択しているのです。
クラークは今シーズン既に左大腿四頭筋の怪我で5試合を欠場しており、今回の鼠径部の怪我と合わせて計10試合の欠場となっています。これは23歳の若い選手にとって懸念材料ですが、適切な治療と休息により、より強くなって戻ってくることが期待されます。
水曜日のバルキリーズ戦までの数日間が、クラークの回復にとって重要な期間となるでしょう。ファンとしては、彼女の健康が最優先であり、完全に回復した状態での復帰を待ちたいと思います。
チームの好調さは、クラーク復帰時により強いフィーバーとなることを予感させます。彼女が戻ってきた時、このチームがどれほど強力になるかが楽しみです。
引用:YARDBARKER

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