試合展開
第1クォーターは互いに21点台のハイスコアで推移し、フィーバーが45-42と僅差で前半を折り返しました。第3クォーター中盤にはアリーヤ・ボストンのポストアップとナターシャ・ハワードのコーナー3で最大8点差をつけられますが、スパークスはケルシー・プラムの連続7得点で盛り返し、70-69とリードを奪って最終Qへ。残り57.4秒、リッキーア・ジャクソンが左ドライブからバスケットカウントを決めて88-87と逆転すると、終盤の守備でインディアナを無得点に抑えます。ボストンのミドルがリムに弾かれたリバウンドをアズラ・スティーブンスが確保し、残り3.3秒にフリースローを一本沈めて勝負あり。ケイトリン・クラーク不在のフィーバーは最後のセットプレーを決め切れず、ホームで痛い黒星となりました。
注目選手とスタッツ
- アズラ・スティーブンス:21得点 12リバウンド——試合終盤のリバウンドと決勝フリースローで価値を示す。
- ケルシー・プラム:20得点——第3Qに7連続得点、3ポイント4/8で流れを呼び戻す。
- ディアリカ・ハンビー:18得点——序盤からインサイドで効率良く加点し続ける。
- アリーヤ・ボストン:23得点 12リバウンド——ペイントを支配し、通算ダブルダブルを40回に伸ばすも惜敗。
- ナターシャ・ハワード:21得点 9リバウンド——3,000得点と2,000リバウンドを同日達成。
試合後のコメント
- スティーブンス「リバウンドを取り切れば必ずチャンスが来ると信じていました。最後まで諦めずに戦えたことがうれしいです」
- プラム「点差が開いても慌てず、ディフェンスから走る意識を徹底しました。仲間のスクリーンとパスに感謝しています」
- ボストン「勝負どころで自分たちのシュートが落ちてしまいました。修正して次戦に備えます」
スパークスはこれで6勝13敗とし、遠征2連戦を白星で締めくくり西地区下位脱出へ望みをつなぎました。一方フィーバーは9勝9敗、クラークの欠場5試合目で連勝が止まり、攻守でのリカバリーが急務です。

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