試合展開
リンクスは開始直後に14-0のスパートを決め、第1クォーターを25-18と先行。第2Q序盤もコリアが連続6点を挙げて最大10点差を確保しましたが、ヴァルキリーズはティファニー・ヘイズの3ポイント連発で追い上げ、前半は41-36と5点差で折り返します。後半立ち上がり、ヘイズの2本の長距離砲を含む10-0で56-54と逆転されましたが、残り3分半からリンクスが15-4の猛攻。ケイラ・マクブライドの左ウイング3で69-60として第3Qを終了し、そのまま二桁リードを維持してタイムアップを迎えました。
注目選手とスタッツ
- ナフィーサ・コリア ― 22得点5リバウンド。第2Qの6連続得点と終盤のポストプレーで勝負を支配。
- コートニー・ウィリアムズ ― 15得点6アシスト。トランジションでテンポを作り、+12の効率を記録。
- ケイラ・マクブライド ― 12得点3アシスト。第3Q残り4分16秒の決定的3ポイントで流れを固定。
- ティファニー・ヘイズ ― 23得点(シーズン最多)。第3Q10連続得点で一時逆転の立役者。
- ケイラ・ソーントン ― 13得点5リバウンド。立ち上がりの12点で接戦の土台を築く。
- ステファニー・タルボット ― 10得点7リバウンドとバランス良く貢献。
試合後のコメント
- コリア「第3クォーターに逆転されても慌てず、守備から走り直せば取り返せると信じていました」
- ウィリアムズ「ヘイズ選手が熱くなった時間帯こそディフェンス強度を上げようと声を掛け合いました。それが15-4のランにつながったと思います」
- ヘイズ「シュートタッチは良かったけれど、こちらのミスから相手に走られたのが痛かった。次は40分間集中を切らさないようにしたいです」
リンクスはフィールドゴール53%の高効率に加え、ターンオーバーをわずか9本に抑えてホーム無敗(11-0)を継続。一方ヴァルキリーズはヘイズ以外のシュート成功率が36%にとどまり、西地区4位での再出発を期す形となりました。

WNBA FAN BLOG運営者/バスケットボールジャーナリスト
WNBA・NBAをこよなく愛し、バスケットボール歴30年以上。特にWNBAの魅力を日本に広げるため、2025年5月に WNBA FAN BLOG をスタートしました。試合結果や選手情報だけでなく、独自の視点による戦術分析や選手インタビュー、海外ニュースの速報翻訳まで幅広くカバーしています。
現在、日本国内では数少ないWNBA専門メディアとして、最新ニュースをどこよりも速く正確にお届けすることをミッションにしています。
得意分野
試合分析・戦術解説
選手のデータ分析(EFF、PER など)
海外ニュース速報翻訳(英語 → 日本語)
サイト目標
日本最大の WNBA 情報ポータルサイト構築
日本のバスケットボールファンコミュニティ作り
関連 SNS アカウント
X(Twitter):@WNBAJAPAN
フォローしてWNBA の最新情報をキャッチしてください!