ノーマン・パウエル

【大型3チームトレード】パウエルがヒート、コリンズがクリッパーズ、ラブがジャズへ!総額1億ドル超の選手が大移動

NBAで大型の3チームトレードが成立しました。ロサンゼルス・クリッパーズ、ユタ・ジャズ、マイアミ・ヒートが関わるこの取引で、ノーマン・パウエルがヒート、ジョン・コリンズがクリッパーズ、ケビン・ラブとカイル・アンダーソンがジャズに移籍します。ESPNのシャムス・シャラニア記者が報じたこの大型トレードは、各チームの来シーズンに向けた戦略を大きく変える可能性を秘めています。

マイアミ・ヒート獲得

  • ノーマン・パウエル(クリッパーズから)

ロサンゼルス・クリッパーズ獲得

  • ジョン・コリンズ(ジャズから)

ユタ・ジャズ獲得

  • ケビン・ラブ(ヒートから)
  • カイル・アンダーソン(ヒートから)
  • 2027年2巡目指名権(クリッパーズから)

この3チームトレードにより、合計年俸5000万ドル以上の選手たちが新天地でのプレイに挑むことになります。

パウエルのヒート移籍:キャリアハイシーズンを経ての新章

32歳のノーマン・パウエルは、過去3シーズンをクリッパーズで過ごし、2024-25シーズンにはキャリア最高の活躍を見せました。平均21.8得点(キャリアハイ)、2.1アシスト、1.2スティール、フィールドゴール成功率48.4%という素晴らしい成績を残しています。

パウエルは契約最終年に入り、年俸2050万ドルを受け取る予定です。ESPNのボビー・マークス記者によると、1月まで3年総額8060万ドルの延長契約を結ぶことができます。

しかし、マイケル・スコット記者によると、クリッパーズ側はパウエルとの長期延長に消極的でした。チームは2027年夏に大幅なサラリーキャップスペースの確保を希望しており、同時期にカワイ・レナードとジェームス・ハーデンの契約も満了を迎えるためです。

コリンズのクリッパーズ移籍:即戦力フォワードの補強

27歳のジョン・コリンズは、アトランタ・ホークスで6シーズンを過ごした後、過去2シーズンをジャズで過ごしました。昨シーズンは平均19得点、8.2リバウンド、2アシスト、フィールドゴール成功率52.7%という高いパフォーマンスを発揮しています。

コリンズは来夏に制限なしフリーエージェントとなる予定で、2025-26シーズンは2660万ドルを受け取ります。3年総額1億50万ドルの延長契約の権利も有しており、クリッパーズにとって重要な判断が待っています。

クリッパーズは前線の深度を求めており、コリンズの運動能力と得点力は即座にチームの戦力アップに貢献するでしょう。

ラブとアンダーソンのジャズ移籍:ベテランの経験値

ケビン・ラブ(36歳) 2022年からヒートに在籍していたラブは、18年目のNBAシーズンを迎えます。昨シーズンは23試合で平均5.3得点、4.1リバウンドを記録しました。2026年に制限なしフリーエージェントとなる予定です。

カイル・アンダーソン(32歳) アンダーソンは6つ目のNBAチームとなるジャズに加わります。昨シーズンはヒートとゴールデンステート・ウォリアーズで61試合に出場し、平均5.9得点、3.4リバウンドを記録。今後2シーズンの契約が残っており、それぞれ920万ドル、970万ドルを受け取る予定です。

各チームの戦略的意図

クリッパーズ:2027年に向けたサラリーキャップスペース確保を優先しつつ、コリンズという即戦力を獲得。レナードとハーデンの契約満了を見据えた柔軟性を保持。

ヒート:パウエルのスコアリング能力でオフェンス力向上を図る。彼の3年8060万ドル延長契約の判断が今後の鍵となる。

ジャズ:若手中心の再建を進める中で、ベテランの経験とリーダーシップを活用。2027年の2巡目指名権も将来への投資として価値がある。

この3チームトレードは、各チームの異なるタイムラインと戦略が絶妙に噛み合った結果と言えるでしょう。パウエルの得点力、コリンズの運動能力、ラブとアンダーソンの経験値が、それぞれの新天地でどのような化学反応を生むか注目されます。

引用:YAHOO!SPORTS

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です