試合展開
ウィンスラスト・アリーナでの一戦は序盤からハイテンポ。ダラスはペイジ・ベッカーズのスティールからのレイアップで先制しますが、シカゴはレベッカ・アレンが最初の5本中4本のシュートを沈めて第1クォーターを24-20とリードして終えます。第2Q半ばにはJJ・クイナーリーの3ポイントでウィングスが32-30と逆転する場面もありましたが、アレンが2本の長距離砲とブロックで流れを戻し、ハーフタイムは44-40とスカイがわずかに先行。
試合を分けたのは第3クォーター残り2分20秒からの13-2のランでした。アレンの2本の3ポイントとロングジャンパー、さらにアンジェル…いやエンジェル・リースのセカンドチャンスで67-57と2桁差を確保。最終クォーターにリースがバスケットカウントを含む5連続得点を挙げて突き放し、ダラスの反撃を封じ込めました。ウィングスは残り3分37秒にクイナーリーのフリースローで81-75まで迫りましたが、直後にリースの3点プレーが決定打となり、そのままタイムアップ。シカゴはダラスとのレギュラーシーズン3連戦をスウィープしました。
注目スタッツ
- レベッカ・アレン:27得点(3P5/9)3ブロック――第1Qと第3Q終盤の連続3ポイントで主導権を掌握。
- エンジェル・リース:15得点11リバウンド――今季13回目のダブルダブルで終盤にとどめの3点プレー。
- レイチェル・バナム:11得点。セカンドユニットからの3ポイントで流れを維持。
- 李月汝(リー・ユエル):18得点10リバウンド(3P4/7)――キャリア最多タイの3ポイントでインサイド外から奮闘。
- ペイジ・ベッカーズ:17得点5リバウンド5アシスト――強引なマークに遭いながらもチーム最多得点。
- JJ・クイナーリー:16得点。第4Qの追い上げを牽引。
シカゴはフィールドゴール46%、3ポイント43%と高効率で、ターンオーバーを11本に抑制。一方ダラスは主力4人を欠く布陣で奮闘したものの、FG38%・FT13本中8本成功と決定力を欠きました。

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