試合展開
この試合は、長年マーキュリーで活躍したブリトニー・グライナーが、ドリームの選手として初めてフェニックスのコートに立つ、注目の一戦となりました。試合は、アリーシャ・グレイが前半だけで13得点を挙げる活躍を見せ、アトランタ・ドリームが39-34とリードして折り返します。一方のフェニックス・マーキュリーは、サトゥ・サバリーとカーリア・カッパーが怪我から復帰したものの、前半はチーム全体のシュートが29.7%と不調に苦しみました。
後半に入ってもドリームが試合の主導権を握り、第4クォーター残り3分には84-71とリードを広げます。ここからマーキュリーがサミ・ウィットコムの連続3ポイントシュートで7点差まで詰め寄りますが、最後はブリトニー・グライナーが古巣相手に貴重な得点を決め、勝負あり。ドリームが敵地で重要な勝利を収めました。
注目選手とスタッツ
- アリーシャ・グレイ(ATL): 28得点、7リバウンド、6アシスト。この日最高のパフォーマンスでチームを勝利に導きました。
- ブリトニー・グライナー(ATL): 17得点、8リバウンド。古巣のファンの前で、勝利に貢献する活躍を見せました。
- ジョーディン・カナダ(ATL): 14得点、6アシストと、安定したゲームメイクでチームを支えました。
- デワナ・ボナー(PHO): チームトップの18得点を記録しました。
- アリッサ・トーマス(PHO): 7得点、11リバウンド、9アシストと、トリプルダブルに迫るオールラウンドな活躍でした。
- サトゥ・サバリー(PHO): 怪我からの復帰戦で13得点を挙げました。
グライナーの古巣復帰戦という感情的な試合で、ドリームが重要な勝利を挙げた一方、マーキュリーは主力選手が戻ってきたものの、チームとしての連携を取り戻すには至らなかった、という一戦でした。

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