シカゴ・スカイがシアトル・ストームに57-95という屈辱的な大敗を喫しました。38点差という今季ワーストクラスの敗戦で4連敗となりましたが、暗闇の中で唯一輝いていたのが、センターのカミラ・カルドソでした。
目次
13得点13リバウンド!大敗の中で光った個人パフォーマンス
スカイがわずか57得点しか奪えなかった試合で、カルドーソは一人気を吐きました。
カルドーソのスタッツ:
- 13得点(チーム最多タイ)
- 13リバウンド(チーム最多)
チーム全体が57得点という中で、カルドーソ一人で**チーム総得点の約23%**を稼いだ計算になります。この活躍により、スカイは試合後にカルドーソを「プレイヤー・オブ・ザ・ゲーム」に選出しました。
2試合連続でチーム公式が認定!「KMILL」の愛称も定着
実はカルドーソがプレイヤー・オブ・ザ・ゲームに選ばれるのは、これで2試合連続です。
前試合のミネソタ・リンクス戦でも:
- 10得点
- 10リバウンド
- 2アシスト
というダブルダブルを記録し、同じ栄誉を受けていました。
スカイ公式SNSは「Another double-double for KMILL(KMILLがまたダブルダブル)」と投稿。「KMILL」という愛称も定着し始めています。
エンジェル・リース欠場の穴を埋める奮闘
スカイがここまで苦戦している大きな理由は、エースのエンジェル・リースの欠場です。
リースは脚の負傷に加え、現在は背中の問題も抱えており、オールスター前から欠場が続いています。チーム最高の選手を欠く中、カルドーソは孤軍奮闘を強いられています。
2年目で飛躍!今季平均スタッツも上昇中
カルドーソは2年目の今季、着実に成長を見せています。
2025年シーズンの平均スタッツ:
- 12.0得点
- 7.3リバウンド
- 1.7アシスト
昨季よりも得点力が向上し、リバウンドでも安定した数字を残しています。
スカイの4連敗は深刻…オールスター前から続く低迷
今回の敗戦で、スカイは4連敗となりました。
直近4試合の結果:
- ミネソタ・リンクス戦:敗戦
- ミネソタ・リンクス戦:敗戦(2連戦)
- アトランタ・ドリーム戦:敗戦
- シアトル・ストーム戦:57-95で大敗
特に今回の38点差という大敗は、チームの士気に大きな影響を与えかねません。
将来への希望:カルドーソとリースの若手コンビ
暗い話題が続くスカイですが、明るい材料もあります。それは、カルドーソとリースというリーグ屈指の若手ビッグマンコンビを擁していることです。
- カルドーソ:2年目、安定感抜群のセンター
- リース:新人王候補、ダブルダブルマシーン
この2人が健康な状態で揃えば、スカイの未来は決して暗くありません。
まとめ:「唯一の光」が照らす希望
57-95という歴史的大敗。4連敗でチームはどん底状態。エースのリースは負傷欠場。
こんな最悪の状況でも、カルドーソは黙々と自分の仕事をこなし、ダブルダブルを記録しました。2試合連続のプレイヤー・オブ・ザ・ゲーム受賞は、彼女の奮闘を物語っています。
「KMILL」の愛称で親しまれ始めたカルドーソ。彼女の存在が、今のスカイにとって唯一の希望の光となっています。リースが復帰するまで、このセンターがチームを支え続けることになるでしょう。
引用:YARDBARKER

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