試合展開
試合は劇的な幕切れを迎えました。ロサンゼルス・スパークスは、リッケア・ジャクソンが第1クォーターだけで17得点を挙げる大爆発で、35-20と最高のスタートを切ります。前半を58-45とリードして折り返しますが、後半に入るとニューヨーク・リバティが猛追。第4クォーター残り23秒、サブリナ・ヨネスクのジャンプショットで、ついに99-99の同点に追いつかれます。
勝負は最後のプレーへ。タイムアウト後、ボールを受けたリッケア・ジャクソンが、試合終了のブザーと同時にタフなレイアップをねじ込み、劇的な決勝点を奪いました。最終スコア101-99でスパークスが勝利し、破竹の5連勝を飾りました。一方のリバティは、試合開始わずか3分で大黒柱のブレアナ・スチュワートが足の怪我で退場するアクシデントも響き、連勝が5でストップしました。
注目選手とスタッツ
- リッケア・ジャクソン(LAS): 決勝点を含む24得点。第1クォーターの爆発力と最後の勝負強さで、勝利の最大のヒーローとなりました。
- ケルシー・プラム(LAS): 20得点、8アシスト。安定したゲームメイクでチームを牽引しました。
- デリカ・ハンビー(LAS): 17得点、10リバウンドのダブルダブルを達成しました。
- アズーラ・スティーブンス(LAS): 17得点、11リバウンドと、こちらもダブルダブルの活躍でインサイドを支えました。
- サブリナ・ヨネスク(NYL): チームハイの30得点、8リバウンド、6アシストと圧巻のパフォーマンスを見せましたが、あと一歩及びませんでした。
- ナターシャ・クラウド(NYL): 22得点、9アシスト。特に最終クォーターに10得点を挙げるなど、最後までチームを鼓舞しました。
試合後のコメント
劇的なブザービーターを決めたスパークスのリッケア・ジャクソンは、ロードでの3連勝という快挙に、試合後こう語りました。
「ロードで3連勝できたのは、とてつもなく大きい。私たちは最高のタイミングでピークを迎えつつあります。攻守両面で本当に良いプレーができています」
このコメントは、5連勝というチームの勢いと、厳しいロード遠征を全勝で終えたことへの大きな自信を物語っていました。

WNBA FAN BLOG運営者/バスケットボールジャーナリスト
WNBA・NBAをこよなく愛し、バスケットボール歴30年以上。特にWNBAの魅力を日本に広げるため、2025年5月に WNBA FAN BLOG をスタートしました。試合結果や選手情報だけでなく、独自の視点による戦術分析や選手インタビュー、海外ニュースの速報翻訳まで幅広くカバーしています。
現在、日本国内では数少ないWNBA専門メディアとして、最新ニュースをどこよりも速く正確にお届けすることをミッションにしています。
得意分野
試合分析・戦術解説
選手のデータ分析(EFF、PER など)
海外ニュース速報翻訳(英語 → 日本語)
サイト目標
日本最大の WNBA 情報ポータルサイト構築
日本のバスケットボールファンコミュニティ作り
関連 SNS アカウント
X(Twitter):@WNBAJAPAN
フォローしてWNBA の最新情報をキャッチしてください!