試合展開
ワシントン・ミスティクスは7月29日、ホームのケアファースト・アリーナでシカゴ・スカイと対戦し、103-86で快勝しました。ミスティクスは第1クォーター以降一度もリードを許さず、完全にゲームをコントロールしました。
第1クォーターはシトロンが最後の7得点を挙げて12得点を記録し、ミスティクスが30-27でリードして終えました。第2クォーターでは、サイクスがインサイドで2本決め、オルセンの3ポイントで39-21と最大18点差まで広げました。スカイが1点差まで迫る場面もありましたが、ミスティクスは再び突き放し、55-47でハーフタイムを迎えました。前半のミスティクスは59%のフィールドゴール成功率を記録し、20本のバスケットのうち16本がアシストによるものでした。
第3クォーターでミスティクスは最大19点差をつけ、80-65で最終クォーターに入りました。第4クォーターでスカイが残り3分22秒に8点差まで詰め寄りましたが、メルボルンとシトロンがスリーポイントプレーを決め、その間にイリアフェンもバスケットを決めて100-84として勝負を決定づけました。
注目選手とスタッツ
ワシントン・ミスティクス
- シトロン:28得点(キャリアハイ、5/6 3ポイント)
- イリアフェン:22得点、10リバウンド(キャリアハイ、8度目のダブルダブル)
- サイクス:18得点、6アシスト
- チームスタッツ:フィールドゴール成功率51%、3ポイント10本成功、ベンチポイント21-7でリード
シカゴ・スカイ
- リース:22得点、13リバウンド(11試合連続ダブルダブル)
- カルドーソ:21得点、10リバウンド
- バンハム:19得点
試合後のコメント
ミスティクスのシドニー・ジョンソンヘッドコーチは、ルーキーコンビの活躍について興奮を隠せませんでした。
「まず何よりも、彼女たちがミスティクスのユニフォームを着てプレーしてくれることがどれだけ幸運なことか。このリーグに来て、本当に偉大な選手になりたいという意欲を持ち、良い時も悪い時も、プレッシャーディフェンスや審判の判定、様々な戦術面でもコーチングを受け入れてくれる。何と言えばいいか分かりませんが、この2人と共にある未来は本当に素晴らしい。それは誰の目にも明らかです」
イリアフェンは、シトロンとの関係について語りました。
「私たちの友情はとても自然なもので、だからこそコート上でこれほど成功できているんです」
シトロンはチームのボールムーブメントについて喜びを表現しました。
「お互いを見つけ合っていました。喜びを持ってプレーし、ボールを動かしていました。そしてお互いに最高のショットチャンスを作り出していました。ボールをシェアする時が私たちの最高のバスケットボールで、今日はまさにそれができました」
この勝利により、ミスティクスは13勝13敗で勝率を5割に戻し、プレーオフ争いで8位をキープしました。一方のスカイは6連敗となり、7勝19敗と泥沼にはまっています。

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