試合展開
ゴールデンステート・バルキリーズは7月29日、アウェーでアトランタ・ドリームと対戦し、77-75で劇的な勝利を収めました。試合は最後まで接戦となり、残り3.9秒でザンダラシーニが決めたベースラインジャンパーが決勝点となりました。
第1クォーターでバルキリーズは11-0のランで最大7点のリードを奪いました。しかし、ドリームは第2クォーター終盤に10-2のランで追い上げ、ハーフタイムには39-39の同点となりました。
第3クォーターでバルキリーズは再び11-0のランを見せ、バートンがフェイディング3ポイントバンクショットを決めて10点差まで広げました。しかし、第4クォーターに入るとドリームが反撃に転じ、カナダのスリーポイントプレーで残り3分8秒に75-73とリードを奪いました。
その後、両チームとも2分半以上得点できない展開が続きましたが、最後にザンダラシーニがキーの位置からドライブし、右にカットインしてベースラインでディフェンダーのグレイをかわしてジャンパーを決め、バルキリーズに勝利をもたらしました。グリナーの最後のショットはリムをかすめるだけに終わりました。
注目選手とスタッツ
ゴールデンステート・バルキリーズ
- ザンダラシーニ:18得点(チームトップ、決勝ゴール)
- ヘイズ:15得点(3ポイント成功率42.9%)
- レイテ:12得点(ベンチから出場)
- バートン:10得点(フェイディング3ポイントバンクショット含む)
- チームスタッツ:3ポイント26本中11本成功、ベンチポイント39-16でリード
アトランタ・ドリーム
- カナダ:21得点、8アシスト(チームトップ)
- ヒルモン:14得点、8リバウンド
- グレイ:12得点
試合後のコメント
バルキリーズのナターシェ・ナカセヘッドコーチは試合後、チームの粘り強さを称賛しました。「素晴らしい立ち直りでした。アトランタのフィジカルさとサイズが課題になることは分かっていましたが、チーム全体として素晴らしい仕事をしたと思います。選手たちが粘り強く戦ったことを評価したいです」と語りました。
この勝利により、バルキリーズは12勝13敗として勝率を5割に近づけました。前日のコネチカット・サンに31点差で敗れた屈辱的な敗戦から見事に立ち直った形となりました。

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