試合展開
インディアナ・フィーバーは7月30日、ホームのゲインブリッジ・フィールドハウスでフェニックス・マーキュリーと対戦し、107-101で勝利を収めました。これでフィーバーは3連勝となり、クラークを欠きながらも勝率を上げることに成功しました。
第1クォーターはマーキュリーが30-20でリードし、一時は12点差まで広げました。しかし第2クォーターでフィーバーが反撃を開始し、8分から5分6秒の間に13-0のランを見せて逆転に成功。マクドナルドが第2クォーターだけで12得点を挙げる活躍を見せ、コルソンも8得点を追加して、55-50でハーフタイムを迎えました。
第3クォーターは両チームが一進一退の攻防を繰り広げ、フィーバーが74-72の僅差でリードを保ちました。そして第4クォーターでボストンが爆発。開始から4分間で14得点を一人で挙げ、88-79として勝負を決定づけました。残り5分27秒にはビビーがコーナーから3ポイントを決めて91-83とし、さらにカニンガムが3ポイントシュートを決めながらファウルをもらい、フリースローも成功させて11点差に広げました。
注目選手とスタッツ
インディアナ・フィーバー
- マクドナルド:27得点(キャリアハイ、3/4 3ポイント、10/10フリースロー)、4アシスト、2スティール
- ボストン:22得点、12リバウンド(4試合連続ダブルダブル、第4Qだけで14得点)
- カニンガム:12得点(元所属チームとの対戦)
- ダンタス:12得点
- ミッチェル:8得点(26試合連続2桁得点がストップ)
フェニックス・マーキュリー
- トーマス:32得点、15リバウンド、7アシスト
- カッパー:22得点
- ウィットコム:18得点
- ボナー:4得点(1/4 FG、元所属チームとの対戦)
試合後のコメント
マーキュリーのネイト・ティベッツヘッドコーチは、ターンオーバーの多さについて言及しました。
「19個のターンオーバーは、ここ最近で最も多い数字です。その中にはアンフォースドエラーもありました。このような試合でボールを失うことは、各ポゼッションが非常に貴重であることを考えると致命的です」
一方、フィーバーファンからブーイングを受けたボナーについて、ティベッツコーチは次のように語りました。
「スポーツではよくあることです。彼女はうまく対処したと思います。これがスポーツの仕組みです。かつてのホームに戻ってきて、通常は自分の条件で去ったわけではないので、ファンが喜ばないのは当然です」
この勝利により、フィーバーは15勝12敗となり、クラーク不在でも今シーズン7勝7敗の成績を残しています。一方のマーキュリーは16勝10敗となり、過去5試合で4敗を喫しています。

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