試合展開
ミネソタ・リンクスは7月30日、ホームのターゲットセンターでニューヨーク・リバティと対戦し、100-93で勝利を収めました。昨年のWNBAファイナル以来初めての対戦となったこの試合で、リンクスは見事なリベンジを果たしました。
第1クォーターは、スチュワートを欠いたリバティがヨハネスの活躍で序盤リードしましたが、マクブライドとシェパードの終盤の追い上げで24-24の同点で終えました。第2クォーターからリンクスの守備が機能し始め、MVP候補のコリアーが攻守にわたって支配的なプレーを見せました。コリアーは前半だけで19得点を挙げ、第2クォーター最後の11得点を一人で決めて、51-42でハーフタイムを迎えました。
第3クォーターもリンクスがペースを握り続け、第4クォーター残り7分8秒にカールトンがコーナーから3ポイントを決めて79-66と13点差に広げました。さらに2分後には14本目の3ポイントを成功させて84-69としました。リバティは終盤に11連続得点で4点差まで迫りましたが、残り50.1秒にコリアーがスリーポイントプレーを決めて勝負を決定づけました。
注目選手とスタッツ
ミネソタ・リンクス
- コリアー:30得点、9リバウンド(11/16 FG、6/9 FT、今季5度目の30得点ゲーム)
- マクブライド:24得点、5アシスト、3リバウンド
- スミス:12得点、5リバウンド、3ブロック
- カールトン:10得点
- ヒードマン:10得点
- ウィリアムズ:6得点、13アシスト(キャリアハイ)、9リバウンド
- チームスタッツ:3ポイント15本成功(シーズンハイ、27本中)、100得点到達は今季4度目
ニューヨーク・リバティ
- イオネスク:31得点
- ハリソン:15得点
- ヨハネス:14得点
試合後のコメント
試合前、コリアーはファイナル再戦という側面について次のように語っていました。
「正直なところ、もうファイナルの再戦という感じはしません。私たちにとって新しい年ですし、もう8月になろうとしているほど時間が経っています。ただトップチーム同士が対戦するだけです。私たちは彼らを本当に素晴らしいチームとして準備していますし、実際そうです」
リンクスのチェリル・リーブヘッドコーチは、試合前の練習後にエマ・メーセマンがリバティを選んだことについて聞かれ、端的に答えました。
「彼女は間違った選択をしました」
この勝利により、リンクスは23勝5敗となり、ホームでは15勝1敗という驚異的な成績を維持しています。一方のリバティは17勝9敗となり、2連敗を喫しました。両チームは8月に3試合連続で対戦する予定となっています。

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