試合展開
2025年8月1日、テキサス州ダラスのアメリカン・エアラインズ・センターで行われたWNBAの一戦で、インディアナ・フィーバー(16勝12敗)がダラス・ウィングス(8勝21敗)を88-78で破り、シーズン最多となる4連勝を飾りました。
この試合は当初、クラークとブエッカースの新旧ルーキー・オブ・ザ・イヤー対決として注目を集め、ウィングス史上2番目となる17,857人の観客が詰めかけました。しかし、クラークは6試合連続で欠場し、今季通算15試合目の欠場となりました。
第1クォーターは22-22の同点で終了しましたが、第2クォーターでフィーバーが9-0のランを決めて主導権を握り、前半を48-42でリードしました。
第3クォーター終了時にはフィーバーが70-57とリードを広げ、第4クォーターでウィングスが75-69まで迫ったものの、フィーバーが連続5得点を決めて勝利を確実なものにしました。
フィーバーはチームハイタイとなる19個のターンオーバーを犯しましたが、3ポイントシュート12本成功に対し、ウィングスは第4クォーターまで1本も決められず、最終的に15本中2本(13.3%)という低調な成功率に終わりました。
注目選手とスタッツ
インディアナ・フィーバー
- ミッチェル:23得点
- ボストン:12得点、11リバウンド(ダブルダブル)、5アシスト
- ハワード:11得点、キャリアハイタイの16リバウンド、5アシスト
- マクドナルド:12得点
- チーム成績:3ポイントシュート12本成功、リバウンド+14(オフェンシブリバウンド+10)
ダラス・ウィングス
- ブエッカース:22得点(キャリア12回目の20得点超え、開幕から23試合連続二桁得点のWNBA新記録更新)
- オグンボワレ:8得点(第4クォーターは出場せず)
- チーム成績:フリースロー25本中24本成功、3ポイントシュート15本中2本成功(13.3%)
試合後のコメント
ウィングスのコクレーンズ監督は試合後、フィーバーの強さを認め、「タフネスとフィジカルが全てだった試合でした。彼らは私たちを攻撃的に停滞させました。何もできず、動きも分離も得られませんでした。そしてリバウンドでも同様でした」と語りました。
さらに「私たちにはタフネスが必要です。そして、それを学ぶのに素晴らしいチームでした」と付け加え、フィーバーのフィジカルなプレースタイルを称賛しました。
フィーバーのホワイト監督にとって、今季の目標の一つであるディフェンスとタフネスの向上が相手監督から認められたことは、大きな意味を持つ勝利となりました。フィーバーは4連勝中3試合で相手を80得点未満に抑えており、ディフェンス面での成長が結果に表れています。

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