【物議醸す判断】92-42の大差でもコリアーを起用し続けたリーブ監督「試合は終わっていない」足首負傷で批判殺到

MVP最有力候補が第3Q終盤に負傷退場、50点差の展開で主力温存せず監督の采配に疑問の声

ミネソタ・リンクスが111-58でラスベガス・エースに圧勝した試合で、衝撃的な出来事が起きました。第3クォーター終盤、92-42という50点差の大量リードの中、MVP最有力候補のナフィーサ・コリアーが足首を負傷し、コートから助けられながら退場したのです。

ケイラ・マクブライドが8本の3ポイントを決め、ジェシカ・シェパードがダブルダブル、ナティーシャ・ハイデマンがベンチから23分で17得点という圧倒的な試合展開。しかし、この大勝は、コリアーの負傷という暗い影に覆われることになりました。

負傷の瞬間、マリア・クリウンディコワがスコアラーテーブルで交代を待っていたにもかかわらず、コリアーはまだコートにいました。この事実が、ファンの間で大きな議論を呼んでいます。

「相手のホームコートでの第3Q」リーブ監督の説明に納得できないファン

試合後の記者会見で、シェリル・リーブ監督は批判的な質問に対して次のように答えました。「相手のホームコートでの第3クォーターです。試合が終わったとは思いません。私はそういう風に考えません。彼女には交代要員がいて、第4クォーターにはプレーさせるつもりはありませんでした」

しかし、50点差という圧倒的なリードがありながら、なぜMVP候補を危険にさらす必要があったのか。多くのファンがこの説明に納得していません。

幸い、コリアーは自力で歩いてロッカールームに向かうことができました。しかし、さらなる検査と画像診断が必要で、怪我の程度はまだ明らかになっていません。

リーグ首位を独走、6ゲーム差の余裕も優勝への不安材料に

リンクスは次の試合まで時間があり、火曜日のシアトル・ストーム戦までコリアーに回復の時間を与えることができます。チームは2位に6ゲーム差をつけてリーグ首位を独走しており、彼女の復帰を急ぐ必要はありません。

しかし、コリアーの重要性は計り知れません。今季平均23.8得点でリーグ得点王をリードし、チーム内でも得点、リバウンド、スティールでトップ。キャリアハイの成績を更新し続け、MVP受賞が確実視されています。

昨年のファイナル第5戦で優勝を逃したリンクスにとって、今季の唯一の成功はチャンピオンシップ獲得のみ。そのためにはコリアーの存在が不可欠です。

50点差の試合で主力選手を危険にさらした判断が、シーズン全体に影響を与える可能性があります。リーブ監督の「試合は終わっていない」という哲学が、チームの優勝への道を狂わせることにならないか。火曜日のストーム戦でコリアーの姿が見られるかどうか、ファンは固唾を飲んで見守っています。

引用:HIGHHOOPSPOST

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