8月3日、ジョージア州カレッジパークのゲートウェイセンターアリーナで行われたWNBAの一戦で、アトランタ・ドリームがワシントン・ミスティックスを99-83で圧倒しました。ドリームは主力選手を欠きながらも、チーム力で勝利を掴みました。
試合展開
第1クォーターは意外な展開でスタートしました。ミスティックスが60%というフィールドゴール成功率を記録し、ドリームをわずか23.1%に抑えて23-12とリードを奪いました。このまま試合が進むかと思われましたが、バスケットボールには4つのクォーターがあることを思い知らされることになります。
第2クォーターで流れが一変しました。ミスティックスのターンオーバーが続出し、ドリームが徐々にペースを掴み始めます。前半終了時には40-39と逆転に成功しました。
後半に入ると、ドリームの攻撃力が爆発します。第3クォーターと第4クォーターは完全にドリームのペースとなり、ミスティックスは為す術なく大差をつけられてしまいました。ホームコートの利を活かしたドリームが、最終的に16点差の快勝を収めました。
注目選手・スタッツ
アトランタ・ドリーム
- ブリオナ・ジョーンズが23得点でチーム最多得点
- アリーシャ・グレイが22得点を記録
- ナズ・ヒルモンが14得点、13リバウンドのダブルダブル
- チーム全体でフィールドゴール成功率51.5%、3ポイントシュート13/31(41.9%)という高確率を記録
ワシントン・ミスティックス
- キキ・イリアフェンが22得点でチーム最多
- ソニア・シトロンが16得点
- 第1クォーター以降は攻撃が停滞し、ターンオーバーが響いた展開
ドリームはライン・ハワード(膝)とブリトニー・グライナー(首)という主力選手を欠きながらも、チーム全体でボールをよく動かし、スペーシングを活かした効果的な攻撃を展開しました。
試合後のコメント
ドリームのカール・スメスコヘッドコーチは「ここ数試合、ボールの動きが本当に良くなり、スペーシングも改善されています。より多くの選手がゲームを読めるようになってきています」と、チームの成長を評価しました。
この勝利により、ドリームは17勝11敗となり、イースタンカンファレンス3位の座を堅持。一方、ミスティックスは13勝14敗で9位に留まり、プレーオフ争いで苦しい状況が続いています。
ドリームはホームで9勝4敗という強さを見せており、今後もホームゲームでの活躍が期待されます。

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