8月3日、コネチカット州アンキャスビルのモヒガンサンアリーナで行われたWNBAの一戦で、ディフェンディングチャンピオンのニューヨーク・リバティがコネチカット・サンに87-78で勝利し、ついに4連敗を止めました。
試合展開
金曜日にサンに78-62で大敗を喫し、今シーズン最悪の敗戦を味わったリバティでしたが、この日は全く異なる顔を見せました。エースのサブリナ・イオネスクが序盤から攻撃をリードし、チームの流れを作り出しました。
前半は一進一退の攻防が続きましたが、リバティは第2クォーターから徐々にペースを掴み始めます。イオネスクのスリーポイントシュートが決まり始めると、チーム全体に勢いが生まれました。
後半に入ると、ヨーロッパリーグから戻ってきたエマ・ミーセマンが存在感を発揮。彼女の11得点は全て後半に記録され、リバティの勝利に大きく貢献しました。
第4クォーター、サンが追い上げを見せましたが、イオネスクの冷静なプレーメイクとジョンケル・ジョーンズのインサイドでの支配力がリバティの勝利を確実なものにしました。
注目選手・スタッツ
ニューヨーク・リバティ
- サブリナ・イオネスクが36得点、10リバウンドでダブルダブルを達成。今シーズン初のダブルダブルで、キャリアハイにあと1点と迫る活躍でした
- ジョンケル・ジョーンズが21得点、9リバウンドを記録
- エマ・ミーセマンが復帰戦で11得点。2022年以来のWNBA出場で、過去3シーズンはヨーロッパリーグでMVPを獲得していました
コネチカット・サン
- ティナ・チャールズが17得点、8リバウンド
- アニーサ・モローが16得点、9リバウンド
- ブリア・ハートレイが12得点
- マリーナ・メイブリーが10得点
リバティはオールスターのブリアナ・スチュワートを膝の打撲で4試合連続欠場しながらも、イオネスクの爆発的な活躍で勝利を掴みました。
試合後のコメント
リバティのサンディ・ブロンデロヘッドコーチは金曜日の敗戦後、「誰も私たちに同情してくれないというメッセージです」と語っていました。「最終的には、これは私たちにとって良いことです。逆境に直面しました。団結し続けて、ハードにプレーし続けなければなりません」とコメントしていました。
この勝利により、リバティは18勝10敗となり、イースタンカンファレンスでの順位を維持。一方、サンは5勝22敗でリーグ最下位の記録を更新しました。
両チームの今シーズンの対戦成績は、リバティが2勝1敗となりました。6月1日の初戦では、リバティが100-52という歴史的大差で勝利していましたが、サンも金曜日の試合で意地を見せていました。

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