インディアナ・フィーバーがシカゴ・スカイを92-70で圧倒した土曜日の試合で、ベンチから飛び出した2人の選手の姿が話題となっています。負傷欠場中のケイトリン・クラークと、チームメイトのソフィー・カニングハムが、試合終了前にコートに飛び出してしまい、アシスタントコーチを慌てさせる一幕がありました。
試合終了前の微笑ましいハプニング
土曜日のゲインブリッジ・フィールドハウスでの一戦は、フィーバーにとって重要な勝利でした。アーリ・マクドナルドとシドニー・コルソンがシーズン終了の怪我を負い、クラークも鼠径部の負傷で10試合連続欠場という厳しい状況の中での勝利だったからです。
しかし、試合の最後に起きた出来事が、チームの雰囲気の良さを物語っています。大差でリードし、勝利が確実となった終盤、ベンチにいたクラークとカニングハムが興奮のあまり、まだ試合時間が残っているにも関わらずコートに飛び出してしまったのです。
アシスタントコーチのカリマ・クリスマス=ケリーは、試合中のコート侵入が規則違反になることを心配し、必死に2人を呼び戻そうとしました。カニングハムはコーチの指示を聞いてベンチに戻りましたが、クラークはそのまま進み続け、最終ブザーが鳴った後にはコーチングスタッフに向かってジェスチャーまでする姿が見られました。
チームの結束力を示す2人の関係
SNSでは「ケイトリンとソフィーは絶対カリマをストレスで困らせてる」という愛情のこもった投稿が話題となり、多くのファンがこの微笑ましい光景を楽しんでいます。
最終的に2人はコート中央でチームメイトたちと合流し、大勝利を祝いました。負傷で試合に出られないクラークが、これほど情熱的にチームを応援する姿は、フィーバーの強い結束力を象徴しています。カニングハムとの息の合った行動も、チーム内の良好な関係性を示すものでした。
次戦への期待と課題
フィーバーは今シーズン、ライバルのスカイに対して4勝0敗と完璧な成績を収めています。この勢いを維持したまま、火曜日にはペイジ・ベッカーズ率いるダラス・ウィングスとの対戦を控えています。
クラークは次戦も欠場が予想されており、カニングハムをはじめとする他の選手たちが再び奮闘する必要があります。しかし、土曜日の試合で見せたような団結力があれば、困難な状況でも勝利を掴むことができるでしょう。
ベンチからでもチームに活力を与えるクラークの存在と、それに応えるチームメイトたちの姿勢が、現在のフィーバーの強さの秘訣となっています。コーチが制止しきれないほどの情熱は、時に問題になるかもしれませんが、それこそがこのチームの魅力でもあるのです。
引用:yardbarker

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