試合展開
ニューヨーク・リバティが8月12日、ロサンゼルス・スパークスをホームに迎え、105-97で勝利を収めました。リバティはこの試合でシーズン最多得点を記録し、見事なチームバスケットボールを展開しました。
試合序盤から中盤にかけて、両チームは激しい攻防を繰り広げました。しかし第4クォーターに入ると、リバティのベテランガード、ナターシャ・クラウドが連続レイアップを決めて96-85とリードを広げます。この11点差は試合最大のリードタイとなりました。
残り1分22秒、サブリナ・イオネスクがレイアップを追加。スパークスが3ポイントシュートを外した後、クラウドが再びレーンからのショットを沈めて102-91とし、勝負を決定づけました。
リバティは3ポイントシュートを14本成功させ、これはスパークスが今シーズン相手チームに許した最多記録となりました。チーム全体が高い精度で外角からのシュートを決め、スパークスのディフェンスを崩していきます。
注目選手・スタッツ
ニューヨーク・リバティ
- エマ・ミースマン:24得点(シーズンハイ)
- ジョンケル・ジョーンズ:21得点、11リバウンド(ダブルダブル)
- レオニー・フィービッヒ:20得点
- サブリナ・イオネスク:14得点、6アシスト
- ナターシャ・クラウド:11得点(第4クォーターで重要なバスケット)
- ブリアナ・スチュワート(膝)、イザベル・ハリソン(脳震盪)、ニャラ・サバリー(膝):欠場
ロサンゼルス・スパークス
- ケルシー・プラム:26得点
- ディアリカ・ハンビー:21得点、8リバウンド、4スティール
- アズーラ・スティーブンス:17得点
- リケア・ジャクソン:16得点
- キャメロン・ブリンク:後半出場せず
試合後のコメント
この勝利により、リバティのヘッドコーチ、サンディ・ブロンデロはリバティでの通算100勝目を達成しました。これはフランチャイズ史上最多タイ記録で、リッチー・アドゥバートと並びます。
リバティは前戦でミネソタに71-83で敗れていましたが、見事に立ち直りを見せました。主力のスチュワートを欠きながらも、ミースマンとジョーンズを中心とした得点力と、クラウドの勝負強いプレーでチームは21勝11敗となりました。
一方、スパークスは8日間で5試合目という厳しい日程の中での戦いとなりました。プラムとハンビーが奮闘しましたが、リバティの高確率な3ポイントシュートに対応しきれず、15勝17敗となっています。
先発5人全員が2桁得点を記録したリバティの総合力が光る一戦となりました。

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