試合展開
ミネソタ・リンクスは8月17日、ホームのターゲットセンターで昨季のWNBAチャンピオンであるニューヨーク・リバティを86-80で破り、6連勝を達成しました。
第1クォーターは両チームが競り合い、リンクスが21-12でリードしました。しかし第2クォーターでリバティが巻き返し、前半終了時には38-27でリンクスがリードを保っていたものの、第2クォーター終盤から第3クォーター序盤にかけてリバティが16-0のランを見せ、一時は逆転されました。
第3クォーターの中盤、リンクスが反撃を開始します。ディジョナイ・キャリントンらの活躍で14-0のランを決め、主導権を取り戻しました。第3クォーター終了時点で60-54とリンクスがリードを保ちます。
最終クォーターは、コートニー・ウィリアムズが大暴れしました。残り30.8秒でケイラ・マクブライドが重要な3ポイントシュートを決め、リバティの反撃を封じました。最後はフリースローでジェシカ・シェパードが得点を重ね、86-80で勝利を確定させました。
注目選手・スタッツ
ミネソタ・リンクス
- コートニー・ウィリアムズ:26得点(シーズンハイ)、5リバウンド、5アシスト、FG10/18
- ケイラ・マクブライド:17得点、残り30.8秒で決勝3ポイントシュート
- ジェシカ・シェパード:17得点、10リバウンド(ダブルダブル)
- アラナ・スミス:14得点、7リバウンド、4ブロック
- ディジョナイ・キャリントン:第3クォーターの14-0ランをリード、終盤のジャンプボール獲得
ニューヨーク・リバティ
- ジョンケル・ジョーンズ:17得点
- サブリナ・イオネスク:13得点、10アシスト(ダブルダブル)
- マリーヌ・ヨハネス:12得点
- ケネディ・バーク:11得点
- ナターシャ・クラウド:終盤のジャンプボールで敗れる
この勝利でリンクスは28勝5敗となり、リーグ首位の座をさらに強固なものにしました。昨年のWNBAファイナルでリバティに2勝3敗で敗れた雪辱を晴らし、今季は対戦成績3勝0敗と圧倒しています。
ウィリアムズの26得点は今季最多得点であり、エースのナフィーサ・コリアーが足首の負傷で欠場する中、チームを牽引する素晴らしいパフォーマンスでした。一方のリバティも、2度のMVPであるブリアナ・スチュワートが膝の負傷で10試合連続欠場となっており、両チームともにエース不在での対戦となりました。
リンクスはホームで17勝1敗という驚異的な成績を残しており、ターゲットセンターは今季も難攻不落の要塞となっています。

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