試合展開
ラスベガス・エーシズが本拠地で、ダラス・ウィングスを106-87で下し、7連勝を飾りました。エーシズは序盤から着実にリードを広げ、第1クォーター終盤にキアスタン・ベルが決めた3ポイントシュートで主導権を握ると、その後一度も逆転を許しませんでした。
第2クォーターでは、ベルが再び3ポイントシュートを成功させ、7分12秒の時点で41-31と10点差まで広げました。第3クォーターではウィングスが何度か6点差まで詰め寄る場面もありましたが、ジュエル・ロイドの3ポイントシュートをきっかけに14-4のランを作り、再び大きくリードを広げます。
第4クォーターは完全にエーシズのペースとなり、二桁得点差を保ったまま試合を締めくくりました。チーム全体で18本の3ポイントシュートを成功させ、今シーズンのタイ記録となる驚異的な外角シュート力を見せつけました。フィールドゴール成功率は50%(68本中34本)、3ポイント成功率は53%という高確率を記録。フリースロー成功率も87%(23本中20本)と安定した得点力を発揮しました。
注目選手・スタッツ
ラスベガス・エーシズ(22勝14敗)
- エイジャ・ウィルソン:34得点(FG 16本中11本成功、FT 14本中11本成功)
- チェルシー・グレイ:10得点、キャリアハイタイとなる14アシスト
- キアスタン・ベル:18得点、3P 7本中6本成功(キャリアハイ)
- ナリッサ・スミス:14得点
- ジュエル・ロイド:12得点(3P 8本中4本成功)
ダラス・ウィングス(9勝26敗)
- マディ・シーグリスト:23得点(FG 15本中11本成功、キャリアハイ)
- ペイジ・ベッカーズ:18得点
- アリケ・オグンボワレ:膝の怪我により欠場
- チーム3P成功率:18%(17本中3本のみ成功)
試合後のコメント
エーシズは今シーズン4度目となる100得点超えを記録し、直近10試合で9勝という素晴らしい勢いを見せています。この7連勝により、ウェスタン・カンファレンスでのプレーオフ争いにおいて有利な位置を確保しました。
一方のウィングスは、直近8試合で7敗目を喫し、厳しい状況が続いています。エースガードのオグンボワレの欠場も大きく響き、外角シュートがわずか18%という低調な成功率に終わりました。
次戦、エーシズは火曜日にホームでアトランタ・ドリームと対戦します。ウィングスは水曜日にロサンゼルスでスパークスと対戦予定です。

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