試合展開
8月21日(現地時間)、ジョージア州カレッジパークのゲートウェイ・センターで行われたミネソタ・リンクス対アトランタ・ドリームの一戦は、リーグ首位のリンクスにとって厳しい結果となりました。
第1クォーター序盤、ケイラ・マクブライドが10得点、ブリジット・カールトンが8得点を挙げ、リンクスが24-15とリードを広げます。しかし、ドリームは第1クォーター終盤から第2クォーター序盤にかけて15-0のランを見せ、30-24と逆転に成功しました。
前半はドリームが42-40とわずかにリードして折り返します。リンクスは前半の最後13分間でわずか16得点に終わり、攻撃が停滞しました。
第3クォーター、リンクスが再び勢いを取り戻し、第4クォーターに60-54と6点リードで入ります。しかし、第4クォーター開始直後、ドリームがアリーシャ・グレイの3ポイント2本を含む12-0のランで66-60と逆転し、主導権を握りました。
残り20秒、ジェシカ・シェパードのバスケットでリンクスは73-75と2点差まで迫りましたが、時間切れとなり、ドリームが75-73で勝利を収めました。
この敗戦により、リンクスは今季初の連敗を喫し、28勝7敗となりました。一方、ドリームは23勝13敗として東カンファレンス首位の座を確保しました。
注目選手・スタッツ
アトランタ・ドリーム
- アリーシャ・グレイ:27得点(第4クォーターで2本の重要な3ポイント)
- ライン・ハワード:16得点
- チーム全体:第4クォーターで12-0のラン
ミネソタ・リンクス
- ブリジット・カールトン:16得点
- ジェシカ・シェパード:15得点、16リバウンド
- ケイラ・マクブライド:15得点(第1クォーターで10得点)
- ナフィーサ・コリアー:足首の怪我で5試合連続欠場
- コートニー・ウィリアムズ:前試合で17得点も今回は苦戦
試合後のコメント
リンクスのシェリル・リーブ監督は「準備はできていたと思いましたが、パフォーマンスが良くありませんでした。多くのことはうまくいきましたが、今夜はいくつかの小さなことがうまくいきませんでした」と試合を振り返りました。
リンクスはナフィーサ・コリアーの欠場が続く中、6試合連続で彼女なしでの戦いを強いられています。主力選手の不在が響き、ニューヨーク戦に続いて敗戦となりました。
ドリームは第4クォーターの爆発的な攻撃力で勝利を掴み、プレーオフに向けて重要な勝利を手にしました。グレイの活躍が光り、チームを勝利に導きました。

WNBA FAN BLOG運営者/バスケットボールジャーナリスト
WNBA・NBAをこよなく愛し、バスケットボール歴30年以上。特にWNBAの魅力を日本に広げるため、2025年5月に WNBA FAN BLOG をスタートしました。試合結果や選手情報だけでなく、独自の視点による戦術分析や選手インタビュー、海外ニュースの速報翻訳まで幅広くカバーしています。
現在、日本国内では数少ないWNBA専門メディアとして、最新ニュースをどこよりも速く正確にお届けすることをミッションにしています。
得意分野
試合分析・戦術解説
選手のデータ分析(EFF、PER など)
海外ニュース速報翻訳(英語 → 日本語)
サイト目標
日本最大の WNBA 情報ポータルサイト構築
日本のバスケットボールファンコミュニティ作り
関連 SNS アカウント
X(Twitter):@WNBAJAPAN
フォローしてWNBA の最新情報をキャッチしてください!