試合展開
ミネソタ・リンクスがインディアナポリスでインディアナ・フィーバーを95対90で下し、2連敗を止めました。序盤はフィーバーのシェイ・ペディが7デイ・ハードシップ契約で加入後初戦で、いきなり3本の3ポイントシュートを連続で決める活躍を見せ、チームに勢いを与えました。
しかし、第3クォーターに入るとリンクスが完全に試合を支配します。シェパードのドライビングレイアップで逆転すると、このクォーターだけで32対17という圧倒的な得点差をつけました。フィーバーは最後の4分間で10対4のランを見せて追い上げを図りましたが、リンクスの壁を崩すことはできませんでした。
注目選手・スタッツ
- ジェシカ・シェパードが22得点、11リバウンド、11アシストのトリプルダブルを達成しました
- わずか21分57秒でのトリプルダブル達成はWNBA史上最速記録です
- シェパードはフィールドゴール11本中10本成功という驚異的な成功率を記録しました
- ケイラ・マクブライドが29得点、5アシストで攻撃をリードしました
- ナティーシャ・ハイデマンがベンチから17得点を挙げました
- ケルシー・ミッチェルが27得点でフィーバーの得点源となりました
- レクシー・ハルがキャリアハイの23得点を記録しました
- ナフィーサ・コリアーが右足首の捻挫から7試合ぶりに先発復帰しました
試合後のコメント
リンクスにとってシェパードのトリプルダブルは、フランチャイズ史上2人目の快挙となりました。モライア・ジェファーソンに続く偉業を成し遂げたシェパードは、40分間フル出場という献身的なプレーでチームを勝利に導きました。前半終了時点ですでに11得点、10アシスト、9リバウンドという数字を残していた彼女の活躍は、まさに圧巻でした。
フィーバーはケイトリン・クラークが右鼠径部の負傷で14試合連続欠場となり、エースの不在が響きました。7月1日のコミッショナーズカップ決勝では74対59でフィーバーが勝利していましたが、今回は立場が逆転する結果となりました。

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