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試合展開
8月23日、ジョージア州カレッジパークのゲートウェイセンター・アリーナで行われた一戦で、アトランタ・ドリームがニューヨーク・リバティを78-62で下し、フランチャイズ史上最多となる24勝目を挙げました。
試合開始早々、ドリームが主導権を握りました。12-4と早々にリードを奪うと、第1クォーター終了時には24-14と10点差をつけました。
第2クォーターでも、ドリームは堅実なプレーを続け、前半を通じてリバティに反撃のチャンスを与えませんでした。
第3クォーター後半には26点差という最大リードを築きました。リバティが15-0のランで追い上げを見せましたが、11点差より近づくことはできませんでした。
ドリームは終始安定したプレーを見せ、プレーオフ2位シードを争うライバルチームに対して、ディフェンディングチャンピオンとしてのプライドを見せる機会を一切与えませんでした。最終的に78-62という大差で勝利を収めました。
注目選手・スタッツ
アトランタ・ドリーム
- アリーシャ・グレイ: 19得点
- ブリオナ・ジョーンズ: 17得点
- ナズ・ヒルモン: 11得点
- チーム統計: 過去11試合で9勝、24勝13敗でフランチャイズ記録更新
ニューヨーク・リバティ
- ケネディ・バーク: 13得点
- ジョンケル・ジョーンズ: 11得点
- エマ・ミーセマン: 10得点
- チーム状況: わずか8人の選手で試合に臨む、22勝15敗
重要な欠場選手
- ブリアナ・スチュワート(リバティ): 膝の打撲で欠場継続
- サブリナ・イオネスク(リバティ): 足の問題で欠場、日々の状態を見ながら復帰時期を判断
チーム統計
- ドリームがリバウンドで9本上回り、セカンドチャンスポイントで21-7と大きくリード
- ドリームはリバティの13個のターンオーバーから18得点を獲得
- ドリームのターンオーバーはわずか5個
- シーズン対戦成績は2勝2敗のタイ、すべてホームチームが勝利
試合後のコメント
カール・スメスコ監督は試合後、「私たちはアトランタをチャンピオンシップチーム、そして誰もが行きたいと思う場所にしようとしています」と語りました。
ナズ・ヒルモンは「これはレギュラーシーズンから始まることです。私たちはこれらの勝利を見て、誇りに思います。なぜなら、これは厳しいシーズンだったからです。すべてのチームが上から下まで素晴らしいチームです。どの夜でも負ける可能性がありますが、誰がコートにいても勝つ方法を見つけることができたと思います。これは正しい方向への一歩であり、私たちがやりたいことへの道筋を整えています」と述べました。
スメスコ監督はさらに、「試合の最大のプレーは、ナズ・ヒルモンのオフェンシブリバウンドからアリーシャへのパスでした。あの3ポイントプレーが決まった時、みんなが深呼吸したと思います。それは試合の中で大きなプレーでした」と振り返りました。
この勝利により、ドリームは2008年の創設以来、20勝シーズンが3回目となりました。これまでの記録は2018年の23勝でしたが、今シーズンはそれを上回る24勝を達成しました。

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