ゴールデンステート・バルキリーズが9月4日、ホームでダラス・ウィングスを84-80で下し、WNBA史上初めて拡張チーム初年度でのプレーオフ進出を決めました。今季21試合連続となる満員の観客の前で、バルキリーズは5連勝を達成しました。
試合展開
試合は序盤、ウィングスが好調なスタートを切りました。マディ・シーグリスト、ヘイリー・ジョーンズ、ペイジ・ベッカーズが攻撃を牽引し、第1クォーターを21-20でリードして終えました。
第3クォーターに入ってもウィングスの勢いは続き、ベッカーズのミッドレンジジャンパーが決まり、一時は13点差まで広げました。しかし、バルキリーズはカーラ・レイテを中心に反撃を開始。レイテが第3クォーターで6得点を挙げ、チームに勢いをもたらしました。
第4クォーターに入る時点で4点差まで詰め寄ったバルキリーズは、ホームの大声援を受けて逆転に成功。最後まで緊迫した展開となりましたが、歴史的な勝利を掴み取りました。
注目選手・スタッツ
ゴールデンステート・バルキリーズ
- ジャネル・サラウン:19得点でチーム最多
- カーラ・レイテ:15得点5アシストでベンチから貴重な貢献
- モニーク・ビリングス:11得点
ダラス・ウィングス
- ペイジ・ベッカーズ:27得点で奮闘も及ばず
- ルーキーシーズンで歴史的な活躍を続ける
試合後のコメント
バルキリーズは今季ホームで21試合連続満員を記録し、チェイスセンターの観客がチームに大きなエネルギーを与え続けています。拡張チーム初年度でのプレーオフ進出という偉業を達成し、チーム全体が歴史に名を刻みました。
一方、ウィングスは8連敗となり、アリケ・オグンボワレ、JJ・クイナリー、タイアシャ・ハリス、ルイサ・ガイゼルソーダー、リー・ユエルの欠場が響きました。ベッカーズは今季ルーキー得点記録にあと8点まで迫っており、個人記録更新も期待されます。

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