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ハイデマンが24得点の大活躍!リンクスが接戦を制す(78-72)

ミネソタ・リンクスが9月6日、アウェイでゴールデンステート・バルキリーズを78-72で下しました。ナティーシャ・ハイデマンがキャリアハイタイとなる24得点を記録し、5連勝中のバルキリーズを止める活躍を見せました。

試合展開

バルキリーズのホーム最終戦となったこの試合は、「ファン感謝ナイト」として満員の観客で埋め尽くされた「ボールハラ」(チェイスセンターの愛称)で行われました。試合序盤、バルキリーズはオフェンシブリバウンドを奪い、リンクスの弱点を突いて素早くリードを奪いました。

リンクスはアラナ・スミス(休養)とディジョナイ・キャリントン(肩の負傷)を欠く中での戦いとなりました。前半はケイラ・マクブライドが6本すべてのシュートを外すなど苦戦しましたが、ナフィーサ・コリアーの3ポイントシュートが流れを引き寄せました。

第3クォーター終盤、リンクスは7点ビハインドの危機的状況から、ハイデマンの3ポイント2本を含む16-0のランを決め、第4クォーターに9点リードで入りました。その後は一度もリードを許すことなく勝利を収めました。

注目選手・スタッツ

ミネソタ・リンクス

  • ナティーシャ・ハイデマン:24得点(キャリアハイタイ)
  • ナフィーサ・コリアー:20得点5リバウンド2アシスト、3ポイント8本中4本成功
  • ジェシカ・シェパード:12得点13リバウンドのダブルダブル、38分出場
  • ケイラ・マクブライド、ブリジット・カールトン:合計16本中2本成功と苦戦

ゴールデンステート・バルキリーズ

  • ケイラ・チャールズ:サイズと意識の高さを活かしてバックカットでリンクスを苦しめる
  • チーム全体でペイントエリアで34得点(リンクスは14得点)

試合後のコメント

両チームともにフィールドゴール成功率40%未満という守備的な試合となりましたが、終始エネルギッシュな展開でした。ハイデマンとコリアーの外からの攻撃がリンクスの勝利の鍵となりました。

バルキリーズは歴史的な初年度を過ごしており、拡張チーム史上初めてプレーオフ進出を決めています。ホームでは14勝7敗と好成績を残しましたが、残念ながらプレーオフのホームゲームはサンノゼのSAPセンター(サンノゼ・シャークスの本拠地)で行われることが報じられています。

リンクスは32勝10敗となり、レギュラーシーズン残り2試合となりました。9月9日にはインディアナ・フィーバー戦が控えており、プレーオフ第1ラウンドで対戦する可能性のある相手との重要な一戦となります。

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