試合展開
第1シードのミネソタ・リンクスが、9月21日にミネアポリスのターゲットセンターで行われたWNBA準決勝第1戦で、第4シードのフェニックス・マーキュリーに82-69で勝利しました。
試合は激しい守備戦から始まり、両チームともに得点を奪い合う展開となりました。マーキュリーはアリッサ・トーマスを中心に序盤はリンクスと互角に戦いました。
前半を通じて一進一退の攻防が続きましたが、リンクスはホームコートの利を活かして徐々にペースを掴んでいきました。
第3クォーターまでは接戦が続いていましたが、第4クォーターでリンクスが守備の強度を上げました。コートニー・ウィリアムズとケイラ・マクブライドの得点力が爆発し、リンクスが一気に試合を決定づけました。
注目選手・スタッツ
ミネソタ・リンクス
- コートニー・ウィリアムズ: 試合最多の23得点でチームを牽引、重要な場面でビッグショットを決める
- ケイラ・マクブライド: 21得点を記録、残り4分を切ってからの3ポイントシュート(73-67)が試合の流れを決定づける
- ナフィーサ・コリアー: 18得点、9リバウンド(第1Q:10得点、第2Q:0得点、第3Q:8得点)、MVP投票2位の実力を発揮
- ナティシャ・ヒーデマン: 第2Qで3ポイントシュートを決め、流れを引き寄せる
- チーム全体:前半のペイント内失点42点を後半7点に抑える守備力の向上、後半の堅守で逆転勝利
フェニックス・マーキュリー
チーム全体:前半のペイント内得点42点から後半はわずか7点、第3Q:12得点、後半合計22得点の大失速
カーリア・クーパー: チーム最多の22得点、第2Q終盤の3分間を支配
アリッサ・トーマス: 18得点を記録、試合開始直後に先制点を挙げる
サトウ・サバリー: レギュラーシーズン平均16.3得点もこの試合は10得点に抑えられる
サミ・ホイットコム: 第2Q序盤に6得点を挙げてリードを広げる
試合後のコメント
リンクスは第1ラウンドでゴールデンステート・バルキリーズを2戦でスイープしており、好調を維持しています。レギュラーシーズン首位の実力を見せつける形となりました。
マーキュリーは前ラウンドでディフェンディングチャンピオンのニューヨーク・リバティを破る金星を挙げて勢いに乗っていましたが、リンクスの堅い守備の前に苦戦を強いられました。
ディジョナイ・キャリントンが足の負傷で欠場したリンクスでしたが、チーム全体でカバーして勝利を収めました。ホームコートアドバンテージを活かし、シリーズ第1戦を制しました。
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