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レブロン・ジェームズが祝福!エイジャ・ウィルソン史上初4度目MVP受賞にNBAスターからも称賛の声

2025年9月21日、バスケットボール界に歴史的な瞬間が訪れました。ラスベガス・エーシズのエイジャ・ウィルソンがWNBA史上初となる4度目のMVP受賞を達成し、この偉業に対してNBAのスーパースター、レブロン・ジェームズからユニークな祝福メッセージが届きました。リーグの垣根を越えた温かい交流が、バスケットボール界の新たな絆を示しています。

レブロンからの愛情溢れる祝福メッセージ

ウィルソンのMVP受賞が発表されると、レブロン・ジェームズは即座にインスタグラムストーリーで反応しました。「4 piece chicken nugget!!!! Congratulations sis!」という独特な表現で祝福の言葉を送ったのです。この「4ピースチキンナゲット」という表現は、4度目のMVPを表現したレブロンらしいユーモアセンスが光る祝福メッセージでした。

レブロンはさらに、ウィルソンの様々な記録達成を示すグラフィックを次々とインスタグラムストーリーに投稿しました。得点、リバウンド、ブロックでリーグトップという圧倒的な成績を、自身のフォロワーたちと共有したのです。自身も4度のNBA MVPを獲得している偉大な選手からの祝福は、ウィルソンにとって特別な意味を持つものだったに違いありません。

シーズンを通じた圧倒的なパフォーマンス

ウィルソンの2025年シーズンは、まさに歴史に残る内容でした。40試合に出場し、平均23.4得点、10.2リバウンド、3.1アシスト、2.3ブロック、1.6スティールという驚異的な数字を記録しました。特筆すべきは、シュート成功率の高さです。フィールドゴール成功率50.5%、3ポイントシュート成功率42.4%(キャリアハイ)、フリースロー成功率85.5%という、あらゆる場面で高い精度を誇りました。

さらに印象的だったのは、シーズン中に30得点以上を記録した試合が13回もあったことです。これはWNBA単一シーズンの新記録となりました。また、シーズン合計937得点もリーグトップ、効率性を示すレーティングも29.2でリーグ最高値を記録しています。

NBAとWNBAを繋ぐ架け橋としての存在

レブロン・ジェームズは以前から女子バスケットボールの発展に積極的な支援を行ってきました。2017年のespnWのインタビューでは「性別に関係なく、それぞれのスポーツで最高レベルでプレーしている選手には敬意を払うべきだ」と語っています。また、ケイトリン・クラークに対しても「CAITLIN CLARK!!!!! HI HATERS」というメッセージを送り、1840万回もの閲覧数を記録するなど、WNBAの認知度向上に大きく貢献しています。

今回のウィルソンへの祝福メッセージも、単なる個人的な祝福にとどまりません。NBAのトップスターがWNBAの選手を公然と称賛することで、両リーグの関係性を深め、女子バスケットボールの価値を高める重要な役割を果たしているのです。

プレーオフでの更なる飛躍

レギュラーシーズンでの活躍だけでなく、ウィルソンはプレーオフでも圧倒的な存在感を示しています。ファーストラウンドのシアトル・ストーム戦では、平均29.3得点、シュート成功率55.4%、3ポイント成功率40%、8.7リバウンド、3.3アシスト、2.3スティール、2ブロックという驚異的な数字を記録しました。

エーシズは2対1でストームを下し、セミファイナルに進出。インディアナ・フィーバーとの対戦が始まっています。ベッキー・ハモン監督は「フィーバーはまだ本当のエーシズを見ていない」と豪語しており、ウィルソンを中心とした更なる活躍が期待されています。

女子バスケットボール界の新時代

29歳のウィルソンは、まだまだキャリアのピークを迎えていると言えます。今回の4度目MVP受賞は、彼女個人の偉業であると同時に、WNBA全体のレベル向上を象徴する出来事でもあります。観客動員数や視聴率の向上、選手の待遇改善など、リーグ全体が成長している中で、ウィルソンはその中心的存在として輝いています。

レブロン・ジェームズのような影響力のある選手からの支援は、女子バスケットボールの更なる発展にとって極めて重要です。性別を超えた相互リスペクトの文化が根付くことで、バスケットボール界全体がより豊かになっていくのです。ウィルソンの歴史的偉業と、それを称賛するレブロンの姿勢は、スポーツ界における新たな時代の到来を告げているといえるでしょう。

引用: athlonsports

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