試合展開
ラスベガス・エーシズが敵地インディアナでフィーバーを84対72で破り、準決勝シリーズで2勝1敗とリードを広げました。試合は第3クォーターまで接戦でしたが、第4クォーターにフィーバーのオフェンスが完全に失速。約9分間フィールドゴールが決まらない深刻な状態に陥りました。
エーシズは第4クォーターに10対2のランを決め、試合の流れを完全に掌握しました。フィーバーは連続10本のシュートを外し、最終的にレクシー・ハルが残り2分25秒でようやくフィールドゴールを決めるまで、得点が止まったままでした。
エーシズのディフェンスが光り、フィーバーのシュート成功率はフィールドゴール73本中26本(35.6%)、スリーポイント23本中7本(30.4%)、フリースロー21本中13本(61.9%)という低調な数字に抑え込みました。これで2年連続優勝を狙うエーシズは、4年間で3度目のファイナル進出まであと1勝となりました。
注目選手・スタッツ
ラスベガス・エーシズ
- ジャッキー・ヤング:25得点、5リバウンド、4アシスト(チーム最多得点)
- ナリッサ・スミス:16得点、4リバウンド、4ブロック(攻守で貢献)
- チェルシー・グレイ:15得点、6アシスト、3リバウンド(ゲームメイク)
- エイジャ・ウィルソン(MVP):13得点、8リバウンド、4アシスト(20本中6本成功と苦戦も存在感)
インディアナ・フィーバー
- ケルシー・ミッチェル:21得点、2リバウンド、1アシスト(チーム最多得点)
- レクシー・ハル:16得点、10リバウンド、4アシスト(ダブルダブル達成)
- アリーヤ・ボストン:12得点(第4クォーターで沈黙)
試合後のコメント
試合後、エーシズは2勝1敗とシリーズをリードし、日曜日のゲーム4でファイナル進出を決める絶好の機会を得ました。4度のMVPに輝くウィルソンは今回20本中6本しか決められませんでしたが、チームメイトがその穴を埋める活躍を見せました。
フィーバーは第1ラウンドでアトランタ・ドリームを破る番狂わせを起こしましたが、経験豊富なエーシズの前では力の差を見せつけられる結果となりました。次戦も地元での試合となりますが、連続エリミネーション回避に向けて厳しい戦いが予想されます。

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