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マーキュリーが第4クォーター逆転劇、首位リンクスを撃破し王手(84-76)

試合展開

フェニックス・マーキュリーがミネソタ・リンクスを84対76で破り、準決勝シリーズ2勝1敗とリードしました。この試合でもマーキュリーは第4クォーターの猛攻が光り、最終クォーターで21対9と圧倒。序盤の出遅れから見事な逆転勝利を収めました。

試合開始直後、マーキュリーは最初の6本のシュートをすべて外すという厳しいスタートでした。しかし、徐々にペースを取り戻し、ハーフタイムでは48対44とリードに転じました。第3クォーターでリンクスが67対63と逆転しましたが、マーキュリーは最終クォーターで爆発的な攻撃を見せました。

試合終盤には劇的な展開が待っていました。リンクスのエース、ナフィーサ・コリアーが試合終了間際に足首を痛めて退場。さらに、ヘッドコーチのシェリル・リーブが2度目のテクニカルファウルを受けて退場処分となり、リンクスは指揮官とエースを失う最悪の結末となりました。

注目選手・スタッツ

フェニックス・マーキュリー

  • サトウ・サバリー:23得点、4リバウンド(第4クォーターで15得点の爆発)
  • アリッサ・トーマス:21得点、9リバウンド、8アシスト、4スティール、2ブロック(オールラウンドな活躍)
  • カリーア・カッパー:21得点(安定した得点源)

ミネソタ・リンクス

  • ナティシャ・ハイデマン:19得点(ベンチから奮闘)
  • ナフィーサ・コリアー:17得点、6リバウンド、3アシスト(負傷退場まで活躍)
  • コートニー・ウィリアムズ:14得点
  • ケイラ・マクブライド:12得点

試合後のコメント

シュート成功率は両チームともに苦戦しました。リンクスはフィールドゴール71本中30本(42.3%)、スリーポイント24本中6本(25%)、フリースロー11本中10本(90.9%)でした。一方、マーキュリーはフィールドゴール65本中30本(46.2%)、スリーポイント18本中6本(33.3%)、フリースロー22本中18本(81.8%)という結果でした。

アリッサ・トーマスは今プレーオフで20得点以上、5リバウンド以上、5アシスト以上、5スティール以上を記録した唯一の選手となる偉業を達成しました。レギュラーシーズン首位のリンクスは、まさかの2連敗で崖っぷちに立たされることになりました。

次戦のゲーム4でコリアーとリーブ監督が不在となる可能性が高く、リンクスにとっては非常に厳しい状況です。マーキュリーは2021年以来となるファイナル進出まであと1勝と迫りました。

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