10月15日、シカゴ・スカイのスター、エイジャ・リースが世界最大級のファッションショーとされるヴィクトリアズ・シークレット・ファッションショーのランウェイを歩いた女性プロアスリート第1号となった歴史的瞬間から2日後、インディアナ・フィーバーのソフィー・カニンガムが、自身の新しい食事制限についてインスタグラムストーリーで語る中で、リースの成功を称賛するウィットに富んだジョークを披露しました。
カニンガムは胃の不調から食物過敏検査を受けた結果、乳製品、米、牛肉、そして特にグルテンなど、日常的に摂取していた多くの食品に高い感受性があることが判明したと明かしました。新しい食生活について語る中で、彼女は「グルテンフリーの食品もあるけど、私にはどうも味が変に感じる。チキンはまだ食べられるから、それは良かった。うさぎみたいになりそう」とコメントし、その後こう続けました。「ヴィクトリアズ・シークレットのモデルになるのかもね。私のことをエイジャ・リースって呼んで」
リースの歴史的なランウェイデビュー
23歳のリースは、ヴィクトリアズ・シークレット・ファッションショーへの出演が長年の夢だったことを明かしていました。ショー開始前のインタビューでは、「私の名前もエンジェルだから、これは完璧だと思います。運命づけられていた。これは最初から私のためにあったもの。素晴らしいモデルたち、素晴らしい女性たちとこの場にいられることが本当に嬉しい」と語っていました。
実際、リースは2回のランウェイウォークで完璧なパフォーマンスを披露しました。1回目はピンクと白の花柄があしらわれたランジェリーセットに、豪華なフェザーストールを身にまとって登場。2回目は象徴的なヴィクトリアズ・シークレットのエンジェルウィングスを背負い、スパークルするピンクのカットアウトトップとピンクのランジェリーで観客を魅了しました。
WNBA選手たちからの称賛
リースのファッションショー出演は、WNBA界から大きな反響を呼びました。インディアナ・フィーバーのシドニー・コルソンは、Xへの投稿で「見た目も完璧だったわ!」とリースを称賛。カニンガムのコメントも同様に、同僚選手への敬意とユーモアが混ざり合ったものでした。
カニンガム自身は2025年シーズン、フィーバーで30試合に出場し、平均8.6得点、3.5リバウンド、1.2アシストを記録。キャリア通算では212試合に出場し、平均7.9得点をマークしているベテランガードです。フェニックス・マーキュリーで6シーズンを過ごした後、2025年シーズン前にフィーバーにトレードされました。
二人の成功が示すWNBA選手の多様な活躍
カニンガムのジョークは、リースを揶揄するものではなく、むしろ彼女の成功を祝福する友好的なものでした。これは、WNBA選手たちがコート外でも互いをサポートし合う文化を反映しています。
リースは昨年のヴィクトリアズ・シークレット・ファッションショーにゲストとして参加した際、「いつか私もヴィクトリアズ・シークレットのモデルになる」と投稿していました。その約束を1年後に実現させた彼女の姿は、多くの若い女性たちにインスピレーションを与えています。リース自身も「多くの若い女性たちが今日私を見て、大きな夢を持てることを知ってくれると思う」と語っていました。
一方のカニンガムは、新しい食事制限について「乳製品とグルテンを抜くのが一番心配」と述べながらも、前向きな姿勢を崩しませんでした。彼女が早く新しい食生活に適応できることを願うばかりです。
この出来事は、WNBA選手たちがバスケットボール選手としての才能だけでなく、多様な分野で活躍し、互いの成功を称え合う姿勢を持っていることを示す素晴らしい例となりました。リースのファッション界への進出と、それに対するカニンガムのユーモラスな反応は、WNBA選手たちの友情とコミュニティの強さを物語っています。
引用:yardbarker

WNBA FAN BLOG運営者/バスケットボールジャーナリスト
WNBA・NBAをこよなく愛し、バスケットボール歴30年以上。特にWNBAの魅力を日本に広げるため、2025年5月に WNBA FAN BLOG をスタートしました。試合結果や選手情報だけでなく、独自の視点による戦術分析や選手インタビュー、海外ニュースの速報翻訳まで幅広くカバーしています。
現在、日本国内では数少ないWNBA専門メディアとして、最新ニュースをどこよりも速く正確にお届けすることをミッションにしています。
得意分野
試合分析・戦術解説
選手のデータ分析(EFF、PER など)
海外ニュース速報翻訳(英語 → 日本語)
サイト目標
日本最大の WNBA 情報ポータルサイト構築
日本のバスケットボールファンコミュニティ作り
関連 SNS アカウント
X(Twitter):@WNBAJAPAN
フォローしてWNBA の最新情報をキャッチしてください!





