レブロン WNBAファンブログ

「レブロン時代に感謝を伝えたい」——ペリンカが認めた8年間の重み

 

ロサンゼルス・レイカーズが、レブロン・ジェームズとの8年間に区切りをつけました。ロブ・ペリンカ ゼネラルマネージャー兼バスケットボール部門会長は現地時間9月24日、開幕前のメディアセッションで新体制について語る前に、まずレブロン時代への感謝を伝えることが「適切だと思った」と切り出しました。第一印象として伝わってくるのは、悲壮感よりもむしろ落ち着いた達成感です。伝説のキャリアが終わったというより、双方が納得ずくで迎えた区切りだという空気が滲んでいました。

8年間の軌跡と離団までの経緯

レブロンがレイカーズへ加わったのは2018年のオフシーズンで、以来8シーズンにわたってチームの顔を務めてきました。2019-20シーズンにはバブル方式で行われたプレーオフを制してNBAチャンピオンに輝き、別のシーズンにはウェスタンカンファレンスファイナルにも進出しています。キャリア通算では、かつてカリーム・アブドゥル=ジャバーが保持していたNBA歴代最多得点記録も塗り替えました。キャバリアーズでのルーキー時代から数えると、マイアミ・ヒート、再びキャバリアーズを経てレイカーズへと渡り歩いてきたレブロンにとって、今回の76ers入りは実にキャリア4球団目の新天地ということになります。そのレブロンは今年6月30日、レイカーズに「今シーズンは戻らない」と伝達。7月24日にはフィラデルフィア・76ersと2年800万ドルという、全盛期の年俸からすれば大幅に割り引かれた契約を結びました。ペリンカはこのやり取りについて「コミュニケーションは外交的かつ専門的で、正直に行われた」と説明し、双方に悪感情はないと強調しています。

レイカーズが築いた実績との比較

ペリンカは会見で「レイカーズは本来あるべき姿である常勝プレーオフチームになった」と述べ、この8年間で優勝を果たし、ウェスタンカンファレンスファイナルにも進んだ実績を挙げてレブロン時代を総括しました。2010年代後半、プレーオフ進出すら安定しなかった時期のレイカーズを知る者からすれば、この8年間がフランチャイズにとってどれほど大きな転換点だったかは明らかです。一方で、常勝軍団としての評価を得た今だからこそ、主役交代というリスクを取れる余地が生まれたとも言えます。感謝を先に述べてから新体制を語るという会見の順序自体が、レイカーズというフランチャイズがこの移行をどれだけ丁寧に扱おうとしているかを物語っていました。過去にもコービー・ブライアントの引退やシャキール・オニールの放出など、スター選手との別れを幾度も経験してきた球団だけに、今回の対応にはそうした歴史から得た教訓も滲んでいるように見えます。

ルカ中心の新体制と今後の展望

新チームの中心に据えられるのは、26歳のルカ・ドンチッチです。ペリンカは「ルカは世界最高のオフェンス選手だ」と評し、こうした才能を毎晩活かせるのは特別なことだと期待を寄せています。補強面では、オースティン・リーブスと4年1億8000万ドルで再契約したほか、センターのウォーカー・ケスラーをユタ・ジャズから複数の指名権と引き換えに獲得し、4年1億3000万ドルの契約を結びました。さらにグライムスやハーディ、セクストンといった若手も加え、チーム全体の平均年齢を26〜27歳に設定する方針だといいます。JJ・レディック ヘッドコーチはケスラーについて「リムプロテクションで完璧にフィットする」と評価し、ベンチ層を厚く使う起用法を志向しています。一人の絶対的エースに依存した勝ち方から、若く連動性の高いチームへの転換は、来シーズンの西カンファレンス勢力図を読み解くうえでも見逃せない変化になりそうです。レブロン退団という大きな喪失を、世代交代の好機に変えられるかどうかが、新生レイカーズの最初の試金石になるでしょう。筆者としては、ドンチッチとリーブスという2人のスコアラーがボールをどう分け合うかが、開幕直後の最大の見どころになると見ています。

新体制のレイカーズは2026-27シーズン開幕へ向けてキャンプを進めています。ルカ・ドンチッチとオースティン・リーブスが組む新しいバックコートがどんな連携を見せるのか、開幕戦からの動向に注目が集まります。

引用:https://www.espn.com/nba/story/_/id/50023928/pelinka-lakers-grateful-run-lebron-exit-done-amicably

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です