ドレイモンドグリーンWNBAファンブログ

「好むと好まざるとにかかわらず」――グリーンが明かした役割変更の覚悟とレンデボーグの伏線

 

ウォリアーズのドレイモンド・グリーンが、2026-27シーズンに向けて自らの役割が大きく変わることを率直に語りました。長年チームの攻撃の起点を務めてきたベテランに対し、スティーブ・カーHCはシュートをもっと打ち、得点面でも貢献するよう求めているといいます。10月4日にハワイで行われたクリッパーズとのプレシーズン初戦は101対104で敗れましたが、その試合後に出てきた言葉が、新シーズンの空気を象徴していました。

何が変わるのか

グリーンは36歳。これまではドリブルハンドオフやショートロールからのパスで攻撃を組み立てる、いわゆるフロアゼネラルの役割を担ってきました。ところが今季はジミー・バトラーとクリスタプス・ポルジンギスの負傷という事情もあり、ブランディン・ポジェムスキーやヤクセル・レンデボーグにプレーメイクを任せる形が増える見通しです。グリーンには3ポイントを積極的に打つなど、得点源の一角として動くことが期待されています。

本人の受け止め方は複雑です。ClutchPointsによると、グリーンは「好むと好まざるとにかかわらず、それは起きる」と語りました(筆者訳)。長く染みついたプレースタイルを変える難しさを、飾らずに認めた形です。

レンデボーグという変数

この役割変更を支えるのが、ドラフト11位で入団した24歳のレンデボーグです。サマーリーグではMVPに輝いてウォリアーズを優勝に導き、大学時代もミシガン大で全国制覇を経験しています。クリッパーズ戦では19分の出場で4得点、9リバウンド、3アシスト、1ブロックを記録しました。シュートは6本中1本の成功にとどまりましたが、リバウンドとパスの数字は、つなぎ役としての可能性をうかがわせます。

カーHCも評価は高く、「ステフ(カリー)がコートにいないとき、攻撃の中心になれる力がある」という趣旨の発言をしています。一方で、NBAでのキャリアはまだ5試合目であり、相手選手の特徴を覚えるには時間が必要だとも述べました。

過去との比較と今後の考察

グリーンはウォリアーズの4度の優勝に絡んだ中核選手であり、攻撃の判断力そのものが強みでした。その人が、自分で決める役割へ重心を移していくのは、チームが世代交代の途中にあることを物語っています。ただし、プレーメイクの比重が若手に移っても、グリーンの視野と声がコートからなくなるわけではありません。むしろシュートを打つ脅威が増せば、相手ディフェンスは守り方を変えざるを得ず、レンデボーグやポジェムスキーの余白も広がります。

注目すべきは、ステフが出ていない時間帯の得点力です。グリーンの3ポイントが安定すれば、ベンチを含めた攻撃が機能するようになります。逆に迷いが続けば、プレシーズンの負けがそのまま序盤戦の課題になるでしょう。

世代交代の中で問われるもの

ここで改めて考えたいのは、グリーンの立場です。ClutchPointsの記事は、グリーンが守備面では今もチームにとって価値が高く、将来の殿堂入り候補であるとも伝えています。守備の要という看板は残したまま、攻撃では新しい顔を見せられるかどうかが、36歳のシーズンのテーマになりそうです。若手を伸ばしつつ、自分も得点力を示す。この両立ができれば、バトラーやポルジンギスが戻った後の戦い方にも幅が出ます。ファンの間でも、グリーンのシュートが増えることを歓迎する声と、持ち味が薄れるという不安の声に分かれる話題でしょう。

関連する試合情報

ウォリアーズは次のプレシーズンゲームで、チェイス・センターにレイカーズを迎えます。連戦の中で、グリーンがどれだけ攻撃に積極的に絡むのかを確かめる絶好の機会です。

引用:https://clutchpoints.com/nba/golden-state-warriors/warriors-news-draymond-green-shares-sobering-thoughts-on-his-changing-role

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